田辺莉咲子、今だから語れるテラハへの思い「厳しい意見も頂いたが、感謝しかない」

Netflixの人気リアリティー番組「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」でブレークし、フィットネス・トレーナー、パルクール・アーティストとして活躍する田辺莉咲子が初のスタイルブック「RISAKO's RULE」(1月14日、宝島社)を発売した。部位ごとのボディーメークの秘訣(ひけつ)、ジムでのメーク、ファッション、健康レシピなどを紹介したもの。田辺が同書を始め、テラスハウスでの経験についても語った。

インタビューに応じた田辺莉咲子【写真:荒川祐史】
インタビューに応じた田辺莉咲子【写真:荒川祐史】

発売中のスタイルブックではボディーメークの秘訣を伝授

 Netflixの人気リアリティー番組「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」でブレークし、フィットネス・トレーナー、パルクール・アーティストとして活躍する田辺莉咲子が初のスタイルブック「RISAKO’s RULE」(1月14日、宝島社)を発売した。部位ごとのボディーメークの秘訣(ひけつ)、ジムでのメーク、ファッション、健康レシピなどを紹介したもの。田辺が同書を始め、テラスハウスでの経験についても語った。

「RISAKO’s RULE」は企画から完成まで1年をかけた力作だ。「私、低身長(147センチ)なので、身長が低い子がかわいく見える服の選び方、地黒でも女の子らしく見えるメーク。23年間かけて学んだことを出し惜しみなく、全て1冊にしました。私のファンっているのかなと思っていましたが、予約販売でAmazonランキング3位になったと聞いて『えっ、マジ?』となりました」。

 1番力入れたのがトレーニングのページだ。「パーツ別に2ページずつ、おうちでできるトレーニングを取り上げています。私はウエアにあわせて、髪型とかメークも変えています。それがトレーニングを楽しむ秘訣なんですが、全部のページの衣装とヘアメークも変え、伝わりやすいようにイラストも自分で描きました」。

 健康、美しさを保つコツは何か。「やっぱり楽しむことが1番です! 毎日ジムに行ってトレーニング。アクロバット、パルクール(仏軍事訓練から生まれたアクロバティックなスポーツ)がメイン。スタジオまで時間はかかるので、だいたい2、3時間くらいはやりますが、トレーニングを楽しむのはトレーニング好きな人じゃないと無理。トレーニングもやりたくないときは、サーフィンして同じだけカロリーを消費する。動物愛護の勉強をしながら、お肉よりも野菜で栄養を取る方法を考えていくと、必然的にカロリーも下がっていくんです。そういう感じで楽しんでいます」。

 昨年2月、新型コロナ禍をきっかけに、都内から神奈川・湘南に引っ越した。海まで自転車で5分の好立地。朝6時に起きて、サーフィン、海沿いをランニングしている。「自然が好きだったんで、タイミングかなと思って引っ越ししました。こちらはそんなに人が多くもいないし、お店も広いので、ソーシャルディスタンスもできる。毎日を楽しんでいますね」。

 今の自分があるのは、テラスハウスのおかげだという。「放送中も私の出演後もいろんなことがありましたが、感謝しかありません。出演中は(率直な発言をめぐって)すごい厳しい意見も頂いたんですけど、私の悪いところをたくさんの人が指摘してくれたことは今までの人生ではなかったことなので、すごく勉強になりました。その後、『スポテイナーJAPAN』(AbemaTV)という過酷なトレーニングで競うバラエティー番組に出ているんですけど、『テラスハウス』を見ていた時はあんまり好きじゃなかったけど、これを見たら、すごく好きになりました、みたいな人もいるんです。結局、テラスハウスがあって、私はここにいられるし、そういう人たちが興味を持ってくれたんだろうなと思うんです」。

次のページへ (2/3) 厳しい意見には「傷ついてはいたけど、自分の中ではコントロールはできていました」
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