俳優・山田孝之が17日、都内で、主演ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」（18日初日、東京・東京建物BrilliaHALL）のゲネプロと取材会を共演の賀来賢人、新妻聖子らと行った。同作は「コメディー界のビートルズ」と称されるイギリスの人気コメディーグループ「モンティ･パイソン」の大ヒット映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」（1975年公開）をもとに作られたミュージカル。

　ゲネプロ前に取材会を行った山田は見どころを、「賀来賢人のお芝居です」と冗談めかして語り、会場の笑いを誘った。最後は「よし、やるぞ」と気合を込めて叫ぶと「ここにいる時間くらいは嫌なことを忘れて笑ってもらおうとみんなで頑張ってきた。それを本気で受け取って笑ってもらえたらと思います」とあいさつした。

　賀来は「明るいダンス、歌、踊り。あー楽しかったと思って、数時間後ぐらいには何の話だっけ、と終われるとてもすてきなミュージカル」とPR。新妻は「皆さんに笑顔になって帰っていただけるように頑張りたいと思います」と語った。

　他に共演は小関裕太、三浦宏規、矢本悠馬、シソンヌのじろう、長谷川忍ら。演出を福田雄一氏が務める。じろうは「先ほど、新妻さんに『若いころの私を見ているみたい。歌を歌いだした頃の私を見ているみたい』という言葉をいただきました」と新妻に、まるでほめられたかのように語っていたが、相方の長谷川からすぐに「ほめられたわけではない」と暴露されていた。