マヂカルラブリー、漫才か否か論争に結論 「僕らのは出し物ですね。極上の出し物」

漫才頂上決戦「M-1グランプリ2020」で優勝を果たしたお笑いコンビ「マヂカルラブリー」が17日、NSC(吉本総合芸能学院)の特別講義に講師として参加した。

M-1チャンピオンとしてオンライン特別講義を実施
M-1チャンピオンとしてオンライン特別講義を実施

M-1チャンピオンとしてオンライン特別講義を実施

 漫才頂上決戦「M-1グランプリ2020」で優勝を果たしたお笑いコンビ「マヂカルラブリー」が17日、NSC(吉本総合芸能学院)の特別講義に講師として参加した。

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 オンラインで行われた講義には、東京、大阪、名古屋、沖縄のNSC学生が参加。マヂカルラブリーが学生の質問に答える形式で行われ、芸人として稼ぐ方法、ネタ作りの注意点、キャラ漫才におけるツッコミのあり方などをアドバイスした。

 最後の質問で、Tバックを被ったピン芸人がパチンコに関するマニアックなトークを繰り広げると、野田クリスタルは「詳しい人を呼んでくる」とフレームアウト。ロケットランチャーの小道具を頭に乗せて再登場すると、「ロケランリーゼントじゃ!」と、野田らしい切り返しで王者の腕を見せつけた。

 未来のスターを目指すNSC生へ向け村上は、「つまんない。そんなんじゃ売れない。いろいろ言われると思うけど、そんなことは関係ない。好き勝手やりたいことをやってほしいです」とエール。野田は、「やることはひとつだけじゃい。笑いのバズーカー、放つだけじゃい。バカーン!」と野田ワールドを貫いた。

 また、マスコミ向けの質疑応答で、今年やりたいことを聞かれた野田は、「漫才じゃない漫才グランプリを開きたい」と、新たな漫才コンテストを提案。「一応、漫才なんですけど、ルールは、漫才だけど漫才じゃない。漫才と言い張っている人たちのグランプリを開いて、どんなものが見れるのか」と、不敵な笑みを浮かべた。

 M-1決勝ネタの漫才か否かの論争については、野田が「僕らのは出し物ですね。極上の出し物を披露した感じです」と、自分の中では結論が出たと説明。今後の目標を聞かれると、野田は「まずは『キングオブコント』を獲って、(お笑い賞レース)3冠」と語り、「あと『SASUKE』も獲ります!」と、マッチョ芸人としての野望も明かしていた。

次のページへ (2/2) 【写真】ロケットランチャーの小道具で「ロケランリーゼントじゃ!」…マヂラブ野田らしい切り返しを見せた姿
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