シャープの公式ツイッターが15日、ツイッターを更新。16日から始まる大学入学共通テストに向けて、受験生に応援メッセージを寄せた。その際の自社製マスクをめぐる“訂正”の投稿が話題を呼んでいる。

　ツイッターは15日午前に「明日の大学入学共通テスト、試験中のマスクは英文字や地図がプリントされたものは着用不可だそうですから、シャープのマスクは使えません。ご注意ください」とつづり、「それよりなにより、困難と雑音極まる、かつてない試験に立ち向かおうとする受験生のみなさん、どうかがんばって」と受験生に声援を送った。アルファベットで「SHARP」の文字が入ったマスクの写真をアップした。

　続けて、「念のため、大学共通入学テストの新型コロナウイルス感染症対策Q＆Aのページ。マスクのことだけでなく、追試のこと、昼食のことなど、細やかに説明されています」と紹介した。

　独立行政法人「大学入試センター」のサイトによると、「手作りのマスクや絵柄，文字が入ったマスクを着用してもよいですか」の問いに対し、「英文字や地図等がプリントされているマスク等は着用しないでください。なお，英文字や地図等がプリントされているマスク等を着用している場合は，試験場で用意している予備のマスクを着用してもらうことがあります」と回答を載せている。

　その後、午後になってシャープのツイッターは、【続報】と題して投稿。「大学入試センターの方からあらためてご連絡があり、シャープのマスクは差し支えなく使用できるとのことでした」と報告し、「だいじょうぶです。がんばってください」と、重ねて受験生にメッセージを記した。