深川麻衣、笑顔禁止に「いっぱいいっぱいだった」 癒しは「冷やしトマト、食べる?」

女優の深川麻衣が主演する映画「おもいで写眞」(熊澤尚人監督)の完成報告会が13日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、深川、高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督が登壇した。

(左から)高良健吾、深川麻衣、香里奈、熊澤尚人監督【写真:ENCOUNT編集部】
(左から)高良健吾、深川麻衣、香里奈、熊澤尚人監督【写真:ENCOUNT編集部】

高良健吾、香里奈、テンカラット所属俳優が集結 25周年記念映画

 女優の深川麻衣が主演する映画「おもいで写眞」(熊澤尚人監督)の完成報告会が13日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、深川、高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督が登壇した。

 本作は、東京でメークアップアーティストになる夢に破れたヒロイン、結子(深川)が遺影写真を思い出の場所で写真を撮る〈おもいで写真〉という名前に変え、100人の遺影撮影を目指すというストーリー。深川が所属する芸能プロダクション「株式会社テンカラット」の25周年企画で、高良、香里奈、井浦新ら所属俳優が脇を固めた。

 当初は観客入れの試写会を予定していたが、緊急事態宣言下のため、無観客、配信で実施。4人は映画本編に登場する「おもいで写真」に加え、場面写真、メイキング写真やオフショット写真が飾られた壇上でトーク。深川は「19年初夏に撮影しましたが、予想できなかった世の中になり、公開されるのか不安でした。先輩方と一緒の作品に出るのも初めて。得るものが大きい作品になると思い、楽しみでした」と話した。

 一方、香里奈は「妹的ですが、しっかりしているので、頼りにしています」。高良も「しっかりしています。監督にしごかれていたのを近くで見ていました。ワンシーンワンカット、結子に近づいているのを見られて、僕自身もいい経験ができた」と後輩の成長に目を細めた。

 監督からは「笑顔禁止」と厳しく演出を受けたそうで、「いっぱいいっぱいだった。怒りの感情に向き合った。1回で監督の演出に応えられない自分にもいらだった」と話したが、地元の人の温かさにほっこりする場面も。「撮影していたら、地元の方が『冷やしトマト、食べる?』と言って差し入れてくれた」と撮影エピソードを語った。

 イベントではプライベートの「おもいで写真」も披露。深川は、2歳の時の地元での秋祭り、高良は小学校の入学式、香里奈は少女時代の変顔ショットを紹介。最後に深川は「映画は成長物語でもあり、家族愛、人間愛を描いた作品。たくさんの方に見ていただきたいです」とアピールした。

 映画「おもいで写眞」は1月29日、全国公開。

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