池上彰氏がリニア問題緊急取材、工事が始まらない静岡など 解決の糸口とは

ジャーナリストの池上彰氏が、テレビ朝日系列24局で放送される静岡朝日テレビ制作の特別番組「池上彰が緊急取材!どうなる!?リニア新幹線(仮題)」(1月24日午後1時55分)に出演し、2027年に予定されている開業が難しくなっているリニア中央新幹線の現状を取材し、問題解決の糸口を探っていることが8日、静岡朝日テレビから発表された。

リニア問題を取材した池上彰氏
リニア問題を取材した池上彰氏

静岡朝日テレビ「池上彰が緊急取材!どうなる!?リニア新幹線(仮題)」に出演

 ジャーナリストの池上彰氏が、テレビ朝日系列24局で放送される静岡朝日テレビ制作の特別番組「池上彰が緊急取材!どうなる!?リニア新幹線(仮題)」(1月24日午後1時55分)に出演し、2027年に予定されている開業が難しくなっているリニア中央新幹線の現状を取材し、問題解決の糸口を探っていることが8日、静岡朝日テレビから発表された。

 リニアは27年に東京と名古屋を40分、37年には東京と大阪を67分で走ることを目指している。今回、池上氏はリニアに初乗車し、独自の視点で取材。未来の仕事のスタイルや時速500キロの世界、日本の交通の新常識に迫るという。

 現在、東京と名古屋間のうち約10キロ、駅もない静岡県が工事を認めていない。理由は南アルプスを源流とする大井川の水がトンネル工事によって減ることへの恐れ。実験線が走る山梨県笛吹市の桃農園では、工事の影響で農業用水の水源だった川が枯渇した例もある。補償として貯水タンクが設置されたが、補償期間は30年限定で以降は自己負担となるという。

 番組では解決の糸口が見えないリニア問題の解決策を模索するためにさまざまな動きを徹底取材。池上氏が、水問題の解決、リニアの必要性、開業延期の明確化の3つの観点から現場取材で感じた解決の糸口を披露するという。

 池上氏は取材した感想を「日本の技術力の高さをあらためて確認しました。速度が500キロを超えると、いかにも『高速で走っている』という疾走感を持ちました。ワクワクする人もいるでしょうし、『ここまで急ぐ必要があるのか』と思う人もいることでしょう」とコメント。また、番組の見どころを「リニア新幹線は順調に工事が進んでいると思っている人が意外に多いのですが、地方によって受け止め方は異なります。それぞれの立場も知った上で、リニアの未来について考えてもらえればと思います」と紹介した。

次のページへ (2/2) 【写真】緊急取材で実際にリニアに乗車した池上彰氏
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