新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM 15」が4日、東京ドームで行われ、第5試合のスペシャルシングルマッチは、オカダ・カズチカがウィル・オスプレイを35分41秒の激闘の末、退けた。

　新コスチュームで登場したレインメーカーとパワーアップしたオスプレイの攻防は、最後まで互いに一歩も引かない戦いが繰り広げられた。

　オカダのドロップキックをパワーボムで返したオスプレイは、場外でブレーンバスター。動きの止まったオカダをリングに戻して強烈なパワーボムでたたきつける。しかし、オカダも立ち上がり、エプロンでオスプレイの脳天を突き刺す。場外でダウンしたオスプレイを今度はオカダがカウント18でリングに戻し、マネークリップで締め上げた。

「カモン、オスプレイ！　来いよ！」。動きの止まったオスプレイを引き起こし、コーナーでエルボーの打ち合い。ここでオスプレイは起死回生のスパニッシュフライ、オスカッターを放つも、オカダはカウント2・5で返す。

　なおも、オスプレイがおきて破りのレインメーカーを見舞うと、オカダが覚醒。変形ドライバーから、ついに“本家”レインメーカーを解禁。1発でオスプレイを沈めた。