格闘技界初のリアルタイムオークションが終了 堀口恭司VS朝倉海のグローブは100万円超!

対戦カードごとに価格や入札数、残り時間が記された(※特設サイトより)
対戦カードごとに価格や入札数、残り時間が記された(※特設サイトより)

出品物の落札金額の総額は…

 ちなみに当初の予定だと、とくにグローブに関してはリアルタイムでオークションを行い、大みそかのうちに落札するような方式を取るつもりだったが、予想以上のアクセスが集中。回線がつながりにくくなったため、予定を延長し、1月3日の午後10時までとしたとか。

 また、オークションに出品するグローブなどは、紹介の方法もユニークだった。選手が試合終了後、特別に設けられたブースでサインをする様子を動画で撮影。その場で編集を行い、1分ほどの動画にしたものを特設サイトに公開した。実際にサインを入れている姿が分かり、臨場感が直に伝わってきた。

 なお、計算したところ、今回は全15試合のグローブの合計金額は306万4千500円。

 それ以外の出品物の合計は483万8千500円となり、すべての落札金額を合わせると、790万3千円となった(落札者はそれぞれ10%の手数料が発生する)。

 野球やサッカー、陸上競技などでは過去にもこういったオークションが各チームや連盟の管轄の下で行われているが、前述通り、格闘技界としては初。それだけに今回の結果と反響を受けて、次回も開催されていくことになるだろう。

 2020年は全世界がコロナ禍に陥ったが、今後はRIZINもこうした新たな試みをはじめ、引き続き様々な道筋を模索していくに違いない。

次のページへ (3/3) 【画像】試合直後にグローブにサインを入れた堀口恭司…臨場感あふれる実際の写真
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