お笑いコンビ「トレンディエンジェル」のたかし(33)と斎藤司(40)、元レーシングドライバーの土屋圭市(63)が9日、東京・新宿で行われた映画「フォードvsフェラーリ」(来年1月10日公開、ジェームズ・マンゴールド監督)のスペシャルイベントに登場した。

　同作はアカデミー俳優のマット・デイモンとクリスチャン・ベイルの2人が初共演で主演を務め、伝説のレースで絶対王者フェラーリに立ち向かう物語。1966年のル・マン24時間レースが舞台となっている。

　自らを「ハゲル・マン」と名付けた斎藤は、イベントで実際のル・マンのコースが体感できるゲームを使い、“ドリキン（ドリフトキング）”の異名を持つ土屋とレース対決。見事、土屋に勝利し、レースクイーンからご褒美のダブルキスをされると、「妻もいるので、本当に“無”の状態で(キスを)受けました」と照れながら話した。

　映画について、斎藤は「『フォードvsフェラーリ』という歴史などを勉強することができる。ぜひ、『吉本vs芸人』を観て……、あっ、間違えた」。司会者から「今日は闇(営業)ではないですよね」と問われると、「これで闇(営業)だったら、相当怖いです。吉本の本社はすぐそこ(新宿)ですから」と笑わせていた。

　イベント後、囲み取材に応じた斎藤は、相方のたかしに話題が及ぶと「たかしは芸能人と結婚すると思う。(女優の蒼井優と結婚した)山里さんパターンになる。男気があるから」と話した。これに対し、たかしは「浜辺美波さんがいいですね」と返していた。