中川大志がアニメ映画初主演 大学生役に共鳴「自分に近い等身大のキャラクター」

アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」公開直前クリスマスイベントが18日、都内で行われ、俳優の中川大志と清原果耶が出席した。

アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」公開直前クリスマスイベントに出席した中川大志【写真:ENCOUNT編集部】
アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」公開直前クリスマスイベントに出席した中川大志【写真:ENCOUNT編集部】

「ジョゼと虎と魚たち」イベントに清原果耶とともに登場

 アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」公開直前クリスマスイベントが18日、都内で行われ、俳優の中川大志と清原果耶が出席した。

 完成した作品を見たという中川は「たくさんのアニメーターの方がキャラクターを作り上げて、僕はその中の1人になれた。代表してイベントに立たせてもらうことがおこがましい」と恐縮。それでも、「映像がきれい。アニメーションが本当に素晴らしいので、ぜひ大きなスクリーンで見ていただけたら」と作品をPRした。

 中川、清原ともに国内長編アニメーションで主演声優を務めるのは初めて。大阪の大学に通う4年生・恒夫を演じた中川は「これまで演じさせてもらった役の中でも自分に近い等身大のキャラクター」と話し、「負けず嫌いで頑固でやると決めたらやり通したい男の子で、ジョゼ(清原)のギャップにどんどんひかれていく。僕もギャップには弱いので共感しました」と役作りを振り返った。

 声優挑戦と映像作品の演技の違いを聞かれた中川は「キャラクターを作り上げるのに、何十人も何百人もの人たちが関わっているところが大きく違うと思う」と話し、「1つのキャラクターの感情をたくさんの人で作り上げるのは本当にすごいことだと改めて感じた」と感慨深げだった。

 芥川賞作家・田辺聖子の名編で、2003年に妻夫木聡・池脇千鶴主演で実写映画化もされた同作がアニメーション映画としてよみがえる。監督はタムラコータロー。映画「ジョゼと虎と魚たち」は12月25日に全国ロードショーされる(配給:松竹/KADOKAWA)。

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