「映画 えんとつ町のプペル」の完成披露試写会が13日、都内ホールで行われた。声優を務めた芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司とEDの歌唱を担当したロザリーナ、原作の西野亮廣、廣田裕介監督が登壇した。

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「映画 えんとつ町のプペル」は、西野が脚本と監督を担当し、2016年に発売された同名の絵本が原作。西野は今作で製作の総指揮を執り、脚本も担当した。

　黄色の華やかなワンピース姿で登場した芦田は、「アニメーションというか、絵がすごく素敵。星空や街の風景もきれいで、映画館で見たら素敵なんだろうな」と目を輝かせた。

　星を信じる少年・ルビッチを演じた芦田は「『星があるかどうか分からないけど、ないことも分からない』というセリフが好き」と明かした。「できるって思うのも自分だけど、できないからと諦めてしまうのも自分。だからまずは一歩踏み出してチャレンジしてみようという意味なのかな」と収録を振り返り、「私も一歩踏み出してみようかなという気持ちにさせられた。この映画を見ていただいたみなさんにもそんな風に思っていただけたら」と作品をPRした。

　原作となった絵本「えんとつ町のプペル」は5000部でヒットと言われる絵本業界において、「大人も泣けるストーリー」と話題を集め50万部越え(2020年10月現在)の大ヒットとなっている。脚本＆監督はにしのあきひろ。海外での翻訳版が6つの言語で刊行されており、さらに10以上の言語での制作も進んでいる。

「映画 えんとつ町のプペル」(配給：東宝＝吉本興業)は25日に全国公開される。