ホリプロTSC、13歳の山崎玲奈さんがGP 賞金100万円で「年パスを」受賞直後の一問一答
綾瀬はるか、石原さとみら人気女優を輩出してきた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」。12日に都内で行われた第44回の大会は、ミュージカル次世代スターオーディションをテーマに、全国約2万人の応募者の中から選ばれたファイナリスト10人がハイレベルなパフォーマンスを披露した。
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審査員を務めた演出家・宮本亞門氏に「天才」と言わしめ、グランプリに輝いたのは愛媛出身の中学2年生・山崎玲奈さん(13)。小学生のころからミュージカル俳優を目指した山崎さんの圧倒的な歌唱力に、宮本氏も「鳥肌が立った」と大絶賛した。「全ての審査で思いっきり楽しんでグランプリという賞を取れたので本当に心からうれしいです」と喜んだ山崎さん。次世代ミュージカルスターに名乗りを上げた受賞直後の、初々しい主な一問一答。
「山崎玲奈、13歳、中学2年生です。好きな食べ物はいちごと白いご飯で、嫌いな食べ物はたくさんあります。自分は歌とかダンス、演技がとても好きなので、いつも心から楽しんでいます。よろしくお願いします」
――出来栄えはいかがでしたか。
「今回は『自分に悔いなし』ということで、すべて100点としています」
――今回、審査を受けるにあたってどこを意識していましたか。
「ダンスが1番に苦手意識があるので、ダンスの動きを的確にというか大きくして、みなさんに自分がどういう風に踊っているのかをちゃんと伝えられるかなということを1番意識していました」
――表情についてはいかがですか。
「あまり『ここはこうだ』という意識はしていなかったけど、表情がいいと言ってもらえて本当にうれしかったです」
――今日1番緊張したのはダンスですか?
「1番緊張していたのは(登場の)ウオーキングの前の1分くらい。歌っているときとダンスをしているときはあんまり緊張しないので、(舞台の)袖に入って、そろそろ始まるというときが1番緊張します」
――楽しいと不安とどちらが大きかったですか。
「楽しみが70パーセントくらいで、不安が30パーセントくらいだったと思います」
――今回は「ホリプロのスカウトキャラバン」で初めてミュージカルスターの発掘がテーマでした。
「ラッキーというのはありました。ミュージカルを見るのも演じるのも大好きで、今回ミュージカルのキング&クイーンを探すということで『これは絶対に受けたい』と思いました」
――ミュージカル俳優になりたいと思ったきっかけは。
「もともと愛媛にいたんですけど、小学校4年生くらいのころからミュージカルスクールに通い始めて、市民ミュージカルのオーディションを受けないかと言われて、そのオーディションでたまたま受かって。稽古をしていくうちに『楽しい!』と感じて、これを職業にしたいなという思いがどんどん深まって、今は東京にきてオーディションを受けるようになりました」
――ミュージカルの魅力は?
「普通の映画とかは演技だけだけど、ミュージカルは歌もダンスも加わって、演じている人も楽しいし見ている人も楽しくなるのがミュージカルの魅力じゃないかなと思います。ミュージカルは観客の人たちが目の前にいて、歌で気持ちを伝える。直接歌やダンスで表現して伝えることができるのが魅力かなと思います」