東大生はなぜテレビに引っ張りだこ? 「ミス東大」タレント・松本有紗が徹底分析
大学3年のとき「ミス東大グランプリ」に輝き学生生活が一変
学部生時代は普通に就職しようと思っていましたが、3年生の夏に東大ミスコンに出場したことで一気に視野が広がっていろいろな方とお会いすることができました。ミスコン終わってからはアナウンサーやキャスターの仕事を頂きながら、テレビ朝日の「Qさま!!」「くりぃむクイズ ミラクル9」やフジテレビの「ネプリーグ」「潜在能力テスト」などに出演しました。局アナの採用はその夏で終わっていたので受けられませんでした。
学部生時代からテレビに出て楽しくお仕事をしていましたが、卒業後はどうするのかと迷っているなかで大学院に行くことにしました。大学院に行けば将来を考える時間ができるし、大学院で研究しながら仕事もできると考えたからです。それから2年がたち、再び就職するのか、するなら何系なのか、芸能活動に専念するのか、と迷う日々。いまひとつあやふやだったのですが、芸能活動に専念することに決めました。
人の話を聞いて、覚えて、まとめるのが得意
アナウンサーやリポーターの仕事がやはり自分には向いているのかな、と思います。人の話を聞いて、覚えて、まとめるのが得意です。出演者がディスカッションした内容をアナウンサーやキャスターの方が最後にまとめて視聴者に話しかけたりしますよね。そういうことをやってみたいです。大学院では研究レポートを書いたりその要旨をまとめたりする訓練を受けてきたのでそこは得意分野になったのかなと思います。
今までの出演番組でいちばん楽しかったのは、2018年から始まったインターネットテレビ局ABEMAの「株式会社ニシノコンサル」です。キングコングの西野亮廣さんとSHOWROOMの前田裕二社長が売れない商品のコンサルティングをするという番組。私はアシスタントをしてまして、スタジオで出た意見や改善点を私がまとめて議事録を作るという作業をしました。それが楽しくて頭も使いますし、そういうお仕事に今後、取り組んでいきたいな、と思います。フジテレビの藤本万梨乃アナは東大のK-POPダンスサークル「STEP」の同期で親友です。彼女とはしょっちゅう会ってます。