36キロ減のゆりやん、自身がモデルのAIと初対面も 「痩せたこと想定外」開発側は困惑?
お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが10日、都内で行われた「よしもと芸人AIプロジェクト」発表記者会見に出席した。自身のAIアバターと大喜利対決などを行って会見を盛り上げたゆりやんは「リモートライブは違和感があったけど、今は普通。(アバターも)普通になっていくのかなと思います」と最先端の技術に声を弾ませていた。
「よしもと芸人AIプロジェクト」発表記者会見に出席
お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが10日、都内で行われた「よしもと芸人AIプロジェクト」発表記者会見に出席した。自身のAIアバターと大喜利対決などを行って会見を盛り上げたゆりやんは「リモートライブは違和感があったけど、今は普通。(アバターも)普通になっていくのかなと思います」と最先端の技術に声を弾ませていた。
ゆりやんはこの日、よしもと芸人AIアバター第1号として制作された自身のAIアバターと初対面した。最近、ダイエットで36キロ減に成功し、ガラリと見た目が変わったゆりやんだが、今回のアバターは2年前から制作されていたため当時に近い姿で登場。ゆりやんは「2年前の私。久しぶりに会ってうれしかった」と笑顔を見せていた。
ゆりやんがアバター第1号に選ばれた理由について、よしもとセールスプロモーションの志村一隆社長は「英語もしゃべれるし、キャラクターもアバターにしやすかった」と明かしたが、一方で「痩せたことは想定外」と頭を抱えていた。
ゆりやんAIアバターが学習したネタを披露して会場を沸かせると、ゆりやんは「AIからいただこう」とネタの逆輸入を宣言。さらに「ネタをやるなら間を間違えるなよ」とリアルワールドの先輩らしくアドバイスも送っていた。
発表会の後半では、ゆりやんのAIアバターを使ったゲームを制作した野田クリスタル(マヂカルラブリー)も登場。「いろんな芸人をAIにして森に集めた『あつまれ芸人の森』を作りたい」と意気込んでいた。
「よしもと芸人AIプロジェクト」は吉本興業に所属するIP、コンテンツと最先端テクノロジーを組み合わせ、3Dアバターを開発、育成し、オンラインコミュニティーでのエンターテイメント、コミュニケーション、マーケティングに革命をもたらそうというプロジェクト。人工知能などを開発するカリフォルニア州の会社「ObEN,Inc.」と吉本がタッグを組む。