「家でのんびり」が最多 シニア層の年末年始の過ごし方、コロナ禍で外出控える傾向
社会福祉法人「聖隷福祉事業団」が運営する有料老人ホーム「エデンの園」が、入居者を含む60~99歳のシニア555人を対象に年末年始の過ごし方に関するアンケート調査を実施。その結果、「家でのんびり」が最も多い回答となり、昨年までとの比較で約3割増加したことが分かった。
60~99歳のシニア555人を対象にアンケート調査を実施
社会福祉法人「聖隷福祉事業団」が運営する有料老人ホーム「エデンの園」が、入居者を含む60~99歳のシニア555人を対象に年末年始の過ごし方に関するアンケート調査を実施。その結果、「家でのんびり」が最も多い回答となり、昨年までとの比較で約3割増加したことが分かった。
今年の年末年始ついて聞いたところ、1番多くの回答があった1位は「家でのんびり」で69.2%(384人)、2位は「家族・孫に会う」で19.8%(110人)、3位は「初詣に行く」で17.7%(98人)だった。
昨年までの年末年始ついては、1位「家でのんびり」が53.7%(298人)、2位「家族・孫に会う」が45.4%(252人)、3位「初詣に行く」では44.5%(247人)だった。
今年と昨年までとの比較をすると、1位から3位までの順位に変化はないが、1位「家でのんびり」は昨年までを100%として28.9%増加。一方で2位「家族・孫に会う」が56.3%減少、3位「初詣に行く」も60.3%の大幅な減少となった。その他、「友人と会う」は74.0%、「旅行に行く」は81.8%の急減となった。
今年は新型コロナウイルスの影響で、初詣や家族・孫に会うといった毎年恒例の行事を我慢し、なるべく外出を控え、人に会わないようにしている様子がうかがえる。
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【画像】実際の調査結果グラフ