【eBASEBALL】最多5球団から指名 阪神ドラ1・脇が「メンタルへっぽこ」を克服した理由
一般社団法人日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が共催するプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」が12月5日に開幕する。3シーズン目となる今季も厳しいプロテストを通過したトッププレイヤーたちが1球団4名のチームを結成。プロ野球同様に、セ・パ両リーグに分かれて日本一の座をかけて争う「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズンの注目選手を紹介していく。
パワプロのプロリーグ「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズンが開幕する
一般社団法人日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が共催するプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL プロリーグ」が12月5日に開幕する。3シーズン目となる今季も厳しいプロテストを通過したトッププレイヤーたちが1球団4名のチームを結成。プロ野球同様に、セ・パ両リーグに分かれて日本一の座をかけて争う「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズンの注目選手を紹介していく。
今年、阪神タイガースにドラフト1位で指名された脇直人選手。19シーズンに中日ドラゴンズの代表選手としてデビューし、シーズン後半に急成長。チームをeクライマックスシリーズ進出に導いた立役者だが、継続選手契約を勝ち取ることはできなかった。それでも中日の主将に「エース」と言わしめたその実力を磨き、eドラフト最多の指名を受けプロに返り咲いた脇。メンタルの弱さを逆手に取り、大舞台で活躍する秘訣を聞いた。
eドラフト会議で5球団から指名をいただけるなんて想像もしていなかったので、すごくうれしかったです。「本当に指名されるのかな?」と不安なところもあったので、eドラフト本番では、すごくニヤニヤしてしまいました。去年は打率やナイスピッチ率などの数字はあまり良くなかったのですが、しっかり内容を評価していただいた。そこもうれしかったですね。
「eBASEBALL プロリーグ」の初年度は、軽い気持ちでプロテストに挑戦して落ちてしまいました。その後、実際にプロリーグの試合を見て、「面白いな」と思うと同時に、「どうして自分はあそこにいないんだろう」と悔しくなって、真剣にプロを目指そうと思うようになりました。試合をして遊んでいただけだったのですが、そこからは練習として取り組む時間を増やしました。実際に中日の代表選手としてプロリーグに参加することになってからは、親や友人がわざわざ試合を見てくれたり、反応してくれたりしました。僕は今までそんなに目立つことをやってこなかったので、反応があってうれしかったです。
eドラフト会議で阪神に所属することが決まり、昨シーズン所属していた中日の選手には、「ユニフォームが似合っていない」と言われてしまいました(笑)。「対戦が楽しみ」とも声をかけてもらいました。中日とは開幕カードで当たりますし、僕も対戦が楽しみです。