日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2020」の準決勝が2日に、都内のNEW PIER HALLで行われ、12月20日に開催される決勝大会に駒を進めた、ファイナリスト9組が発表された。

　準決勝の戦いを制し、決勝への切符を掴んだのは、アキナ、マヂカルラブリー、見取り図、錦鯉、ニューヨーク、おいでやすこが、オズワルド、東京ホテイソン、ウエストランドの9組。

　惜しくも準決勝で敗退したコンビがツイッター上で悔しさをにじませている。

　前年3位に輝くも敗退したぺこぱの松陰寺太勇は「ロンリネーーーーース！！！　無念！！！」と絶叫。相方のシュウペイも「応援してくれてた皆さん　本当にありがとうございました　期待に応えられずすいません」とファンへ謝罪。そして「12月20日の敗者復活戦かぁ、、、、舞台は整いました!!　年末僕たちが盛り上げます!!　引き続き応援よろしくお願いします」と来たる20日の敗者復活戦へ意気込んだ。

　また、M-1への熱い思いを胸に秘める、ゆにばーすの川瀬名人は「M-1めっちゃ難しいな。なんて難しいんや。ただ今年は珍しく悔いはない。頑張ったからといって勝てる訳ではないのがM-1の魅力」と記し、「来年はお客さんと自分たちの面白いが完全に噛み合うもの作りたいです」と早くも次回へ目を向けた。しかし「今年みていただいた方ありがとうございましたとか言う訳ないやろ　くそったれニューヨーク！」と決勝進出を果たしたコンビの名を挙げて悔しさをあらわにした。また、相方のはらも「ぐぬぬぬ」「ぐぐぐ」と連続でツイートした。

　GYAO!ワイルドカードで準決勝に復活したラランドのサーヤは「霜降りさんの靴下履いたのに」と涙を流す絵文字とともに霜降り明星のキャラがプリントされた靴下の写真を投稿。相方のニシダも「M-1準決勝ありがとうございました。敗退しました！　今年のM-1はこれで終わりです。ふがいない結果になってしまいましたが、ワイルドカードで上げていただいた御恩は忘れません！」と記した。なお、すでに準決勝で敗者復活参戦したラランドには敗者復活戦への出場権は与えられない。

　決勝大会は、20日の午後6時34分からABCテレビ・テレビ朝日系列24局で生放送。敗者復活戦の模様も、同日午後2時55分から午後5時25分まで(一部地域除く)生放送される。