公開延期となっていた「名探偵コナン」の劇場版24作目となる「名探偵コナン 緋色の弾丸」の公開日が、2021年4月16日に決定した。

　当初20年4月17日の予定から1年間の公開延期となった本作。世界を巻き込んだ未曽有の大事件を解決するために、劇場版には20作目の「純黒の悪夢(ナイトメア)」以来の登場となる“FBI捜査官で射撃の名手”である赤井秀一、赤井の弟である“7冠を達成したプロ棋士”羽田秀吉(吉は上が土)、妹である“女子高生探偵”世良真純、そして3人の母親で“領域外の妹”と名乗る謎に包まれた女性・メアリーが集結する。

　果たして、原作でも未だ全員がそろって顔を合わせたことがない“赤井一家(ファミリー)”の共演がスクリーンで実現するのか？　世界を射抜く、謎に包まれた危険な一家がどのように事件に関わっていくのか、そしてお互いを信頼し合っているコナンと赤井はどんな活躍を見せるのか？……。情報解禁時から大きな話題となっていたが、遂に公開を迎える。
　
　今回、江戸川コナン役・高山みなみからコメントが到着した。高山は「大変お待たせいたしました！　そして、ありがとうございます！　最新作の公開が決定いたしました。24年目にして初めての公開延期……正直言うと大ダメージでした。でも、毎年楽しみにしてくださっている皆様と一緒に危険な波が過ぎ去るのを待とうと、気持ちを切り替えていました」と公開決定への思いを語り、「まだ完成した作品は見ていないので、ここから改めて、公開までのワクワク感を高めていきたいと思っています。待つ身の一年は長いですが、蘭との恋人宣言までに比べたら……ね(笑)『緋色の弾丸』RELOAD開始！」とした。

　そして、来年4月の公開に向け、新プロジェクトが始動。その名も再装填(リロード)プロジェクトだ。

　このたび公開されたプロジェクトムービーは、止まってしまった時計の針と「2020年4月『緋色の弾丸』公開延期決定―」というショッキングな文字が浮かび上がるところからスタート。そして続々と劇場版「名探偵コナン」過去作23作品のタイトルとともにリボルバーに再装填されていく“12発の弾丸”。12発すべての弾丸が再装填された時＝時計の針が一周した時、いったい何が起きるのか？　かつてない12発のスペシャルプロモーションが展開される、謎に包まれた新プロジェクトにも注目だ。