株式会社ビズヒッツが、働く男女1000人を対象に「会社を辞めたいと思う瞬間に関する意識調査」を実施。「会社を辞めたいと思う瞬間」と「会社を辞めない理由」ランキングを発表した。

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　10月1日から4日までの期間、会社勤務をしている全国の男女1000人(女性594人／男性396人／未回答10人）を対象に、インターネットによる任意回答で調査。その結果、会社を辞めたいと思ったことがある人は約9割に達した一方、会社の悩みを相談する相手について「家族(38.8％)」「社外の人(27.5％)」「誰にも相談しない(19.6％)」と回答している。

「会社を辞めたいと思う瞬間」のトップ10が発表されている中、1位は「職場の人間関係が悪い」がランクイン。「女性ばかりの職場で、表面上は仲がいいが裏ではその場にいない人の悪口ばかり(30代／女性／学童指導員)」「人間関係の陰湿さを感じる。仕事でぼろぼろになった上で、人間関係でさらにストレスが溜まると本当に辞めたくなる(30代／男性／看護師)」などの声が上がった。

　会社を辞めたいと考える人が多い中、それでも残っている理由は何か。「会社を辞めない理由」ランキングのトップ10も合わせて発表され、「転職が難しい／仕事が見つかるか不安」(2位)と「生活のため」(1位)が上位に食い込んだ。

「生活していけなくなる」「次の仕事が見つかるか不安など」など、収入が絶たれることに対する不安が回答の過半数を占めた一方、「嫌なこともあるけど、給料や福利厚生などの待遇がいいので辞められない」という点も転職に踏み切れない理由の一つになっているようだ。