少女アイドルグループ「さくら学院」の結成10周年記念ミュージアム「さくら学院 10th ANNIVERSARY MUSEUM produced by TOWER RECORDS」のオープニングセレモニーが27日、タワーレコード渋谷店で行われ、現役メンバーの野中ここな、白鳥沙南に加え結成メンバーでモデルの松井愛莉が登壇。デビュー当時の思い出を語った。

「さくら学院 10th ANNIVERSARY MUSEUM produced by TOWER RECORDS」では、学校をコンセプトにしたさくら学院10年のあゆみを記した年表の他、歴代制服や部活動の衣装、歴代グッズやポスターなどを展示。「父兄」と呼ばれるファンが懐かしくも新たな発見を楽しめる作りとなっている。

　卒業生代表として出席した松井は「写真を見ると思い出しますね。さくら学院にはすごく成長させてもらった。すごくビシバシやっていただいたので……」と感慨深げ。倉本美津留校長が「人前で松井が話してるだけで10年間の成長を感じる。百人一首にメロディーをつけて歌う授業では、松井一人だけいつまでたってもできず、最終的には泣き出して……」と振り返ると「本当に受け答えができなかった。ようやく人間になりました」と照れ笑いを浮かべた。

　また、元メンバーの中元すず香が所属する「BABYMETAL」の紅白出場については「連絡しようと思ってたんですが……忘れちゃいました(笑)」と松井。来年8月での活動停止が決まっている後輩たちには「残りが決まっているからこそ、悔いなく楽しい思い出を作ってもらえたら」とエールを送った。