映画「鬼滅の刃」、興収259億円突破で歴代3位に 2位「タイタニック」超えも確実か

21~22日集計の映画動員ランキングが24日発表され、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)が土日2日間で動員74万8000人、興収10億3200万円をあげ、6週連続で首位を獲得した(興行通信社調べ)。

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」興収は歴代2位も目前に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」興収は歴代2位も目前に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「ドラえもん」抑えて6週連続でトップ

 21~22日集計の映画動員ランキングが24日発表され、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(東宝/アニプレックス)が土日2日間で動員74万8000人、興収10億3200万円をあげ、6週連続で首位を獲得した(興行通信社調べ)。

 23日までの累計では動員1939万人、興収259億円を突破。注目の歴代興収ランキングでは、最終興収250.3億円の「君の名は。」、255億円の「アナと雪の女王」をあっさりと抜き去り歴代3位をマーク。歴代2位の「タイタニック」の記録262億円まであと3億円足らずと迫っており、今週中に歴代2位となるのは間違いないとみられる。この勢いのまま歴代1位の「千と千尋の神隠し」の308億円の記録を19年ぶりに塗り替えることができるのか?

 注目の「STAND BY ME ドラえもん2」(東宝)は、土日2日間で動員30万5000人、興収3億8600万円をあげ、2位のスタートとなった。小学生ファミリーを中心に集客し、初日から4日間の累計では動員54万2000人、興収6億7100万円を記録する好スタートだ。2014年に「ドラえもん」初の3DCGアニメーションとして公開され、興行収入83.8億円を記録する大ヒットとなった「STAND BY ME ドラえもん」の第2弾。監督・八木竜一×脚本/共同監督・山崎貴の名コンビが続投し、前作で描かれた「のび太の結婚前夜」の翌日を舞台に、“のび太としずかの結婚式”が描かれる。

 先週2位でスタートを切った「ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-」(ワーナー)は3位に、4位でスタートの「魔女見習いをさがして」(東映)は6位にランクイン。10位でスタートした「映画 パウ・パトロール カーレース大作戦 GO!GO!」(イオンエンターテイメント)はその順位を死守している。

 新作では、「ばるぼら」(同)が惜しくも11位に初登場。マンガの神様・手塚治虫が1970年代に発表した大人向けコミックを、彼の実子である手塚眞が監督、ウォン・カーウァイ監督作品の映像美で知られるクリストファー・ドイルが撮影監督を務め実写映画化。出演は稲垣吾郎、二階堂ふみ、渋川清彦ほか。

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