中村美律子、284日ぶりステージで「香水」披露「本当は握手してハグしてチューしたい」

歌手の中村美律子が21日、東京・新宿で「中村美律子コンサート2020 ~#唄う~」を行った。単独のステージとしては、2月11日以来、284日ぶり。ソーシャルディスタンスを保ちながら、計15曲を熱唱した。観客は収容人数の半分以下の約600人だった。

久々のステージで「香水」を披露した中村美律子【写真: ENCOUNT編集部】
久々のステージで「香水」を披露した中村美律子【写真: ENCOUNT編集部】

気合十分「週3回、ジムに通って鍛えてきた」

 歌手の中村美律子が21日、東京・新宿で「中村美律子コンサート2020 ~#唄う~」を行った。単独のステージとしては、2月11日以来、284日ぶり。ソーシャルディスタンスを保ちながら、計15曲を熱唱した。観客は収容人数の半分以下の約600人だった。

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 コンサートの前に会見を行った中村は「週3回、ジムに通って鍛えてきた。やることはやりました。今やからこそ、皆さんに持って帰って頂きたいというものを提供できれば。それは元気。何があっても負けないという根性です」と話すと、「本当は握手してハグして、許されるならチューもしたい。めいっぱい私ができる範囲のサービスをしたいなあと思いますが……」と複雑な胸中を明かした。

 また、コンサートではアコースティックギターを入れて、今年のヒット曲「香水」にもチャレンジ。中村は「結構、忙しい歌。後半はてんこ盛りで高音。繰り返されるとヒーヒー言ってしまいます」と話した。リハーサルで舞台に立った感想を聞かれると、「気持ち良かったですわ。やっぱり最高。このためにうちは頑張ってきたんやなと思いました」と振り返った。

 今年2月に新曲「鬼の背中」を発売したが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、大好きな歌を歌えない日々が続いたという中村。営業は中止、延期の連続だったという。この日まで「不安がてんこ盛り」だったが、「今日どれだけのお客さんが来てくださっているかも分かりませ。でも、私は1人のお客さんになっても歌います。せやないと、大阪によう帰らん」と宣言していた。

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