寺本莉緒、「はたから見たら“ビッチ”」熱演 脚本家も驚き「本当にそういう人かと」

女優の寺本莉緒が18日、主演する映画「別に、友達とかじゃない」の舞台あいさつに登壇した。同じく主演を務める秋谷百音、植田雅の3人とともに、上映後には劇中衣装のミニスカ制服姿で登場。監督を務めた八重樫風雅、脚本の北川亜矢子らと初主演映画への思いを語った。

寺本莉緒が舞台あいさつに登壇【写真:ENCOUNT編集部】
寺本莉緒が舞台あいさつに登壇【写真:ENCOUNT編集部】

劇中では制服姿で女3人“キャットファイト”「いろんな人に刺さってもらえると」

 女優の寺本莉緒が18日、主演する映画「別に、友達とかじゃない」の舞台あいさつに登壇した。同じく主演を務める秋谷百音、植田雅の3人とともに、上映後には劇中衣装のミニスカ制服姿で登場。監督を務めた八重樫風雅、脚本の北川亜矢子らと初主演映画への思いを語った。

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 寺本は映画初出演での主演という大役について「お話を聞いたときはこんな光栄なことがあるんだって思いました」と驚きを口にした。しかし、今回の自身の演技について「すごい辛口でいうと40点ぐらい」と語り、「ここで満足はしていない」と今後の伸びしろにふくみを持たせた。

 3人が演じるキャラクターについては事前にエチュードで演技を見て、キャラクターを当て書きしたという今作だが、脚本を務めた北川は寺本について「男の子がほっとこない女の子、はたからみたら“ビッチ”を演じてもらいたいと思った」と、エチュードでの印象を明かした。

 19歳の寺本は撮影が3月だったことを振り返り「当時はギリ高校生だったので“ビッチっ気”が出ました」と笑った。

 さらに北川は「ちょっとギャルギャルしい喋り方をしてくれたら面白い」と考え、寺本の役を当てたようだが、その期待を上回る演技に「本当にそういう人なのかなと思った」と明かした。これには寺本も「いやいや~!」とツッコミを入れるなど会場を笑わせた。

 制服姿で泥だらけになりながら3人で“けんか”するシーンが印象的な映画となったが「ぜひ絶賛して、(友人に)観に行ってねと言っていただけたらうれしいです。いろんな人に刺さってもらえるとうれしい」とアピールした。

 同映画は群馬県を舞台に、高校卒業を迎えた同級生3人の微妙な関係性を描いた作品となっている。八重樫氏が監督を務め、脚本は北川が主演3人との面談を経て、監督と主演3人に向け、当て書きした。衣装スタイリングをモデルの碓井玲菜が務め、主題歌を大矢梨華子、村田寛奈、佐野舞香の3人が書き下ろした。同作は16日~21日までの1週間限定で浅草九劇にて上映される。

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