佐々木希が秋田弁で「大変うめぇ」 秋田の新ブランド米の名称「サキホコレ」発表
秋田県出身のタレント・佐々木希が17日、「秋田米新品種 名称お披露目イベント」に出席した。
「秋田米新品種 名称お披露目イベント」に出席、秋田愛に言及
秋田県出身のタレント・佐々木希が17日、「秋田米新品種 名称お披露目イベント」に出席した。
「あきたこまち」で知られる秋田の地力が生んだ新ブランド米“秋系821”は、9年の歳月をかけて誕生。白さとツヤが際立つ外観、粒感のあるふっくらとした食感、上品な香り、かむほどに広がる深い甘みが特徴。昨年3月に新品種候補が決定し、今年4月7日~5月17日までネーミング案を一般募集したところ、日本全国、海外7か国から25万件以上の応募が集まった。
「あきたこまちを毎日いただいています」という佐々木は、「秋うらら」「あきてらす」「稲王」など最終候補の6案の中から、決定した新品種の名称「サキホコレ」を発表。「秋田の大自然が大好き。帰ると、癒やされて、また、東京で頑張ろうと思います。名前には前向きなパワー、大自然を感じます」と話した。
記者会見は秋田会場ともオンラインで結び、佐々木は「みなさんと一緒に全国に広げていきましょう」とエール。選定にあたった佐竹敬久秋田県知事も、佐々木を前に「色が白くて、美人。私も照れています」とうれしそうに話し、「最も悩んだ選定。夜も寝ないで、悩みました。意味を大事にしました。稲にも小さな白い花が出る。この花は盛夏に1、2時間咲く。可憐な花が一面に咲いた時こそ、豊作になる。郷里に誇りを持ってほしい。令和4年のデビューを向け、トップブランドに育てたい」と抱負を述べた。
佐々木は佐竹知事ともに、「TRAIN SUITE 四季島」の佐藤滋総料理長が「サキホコレ」を使用したメニューを試食。まずは米、「ぼだっこ」と言われる鮭、お茶漬けを食して、「大変うめぇ」と思わず秋田弁を披露。「かめば、かむほど甘みが広がる。あきたこまちとは違った美味しさですね。甘くて、ぼだっこの塩気がいい感じに口の中で混じり合って、おいしいです」。2品目では、秋田のズワイガニを使ったリゾットを食し、「おいしい!粒がしっかりしているので、リゾットにも合う。ズワイガニのエキスが染み込んでいるので、洋風にも合うんですね。うめな」と笑みが絶えなかった。
最後に、「私が愛してやまない秋田からサキホコレが生まれた。お米は毎日、食べるので、これがあったら、毎日楽しく過ごせる。私には息子がいるんですけども、食育も大切にしていきたいなと思います。元気にすくすく、このお米を食べて育って欲しいなと思います」とプライベートものぞかせた。