「兄のいろんな素顔も知ってほしい」宇野昌磨の弟・宇野樹が明かした“兄弟の絆”
銀メダル獲得「家族みんなで大喜びでした」
世界を舞台に活躍する兄は、18年に平昌五輪で銀メダルを獲得。現地まで応援に駆け付けた樹は、こう振り返る。「会場の雰囲気も別の大会とは、まったく違っていた。そんな中で銀メダルを獲得したので、改めて兄の偉大さを感じました。メダル獲得が決まった時は、家族みんなで大喜びでした」
ファンの間では、昌磨と樹の兄弟愛も話題になっている。リラックスタイムに2人が楽しんでいるのはテレビゲーム。「Nintendo Switchの『スマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)』でよく遊んでいます。昔は僕のほうが強かったんですけど、今は兄のほうが強いです」と苦笑い。
しかし、樹が得意な将棋になると話は別。「将棋では負けません! 兄は負けず嫌いな性格ですが、将棋に関しては、すぐ諦めていましたから」と、無邪気な笑顔をのぞかせる。現在、兄・昌磨は海外での活動が中心のため、なかなか会うことはできないが、「ドラゴンクエストⅩ」などのオンラインゲームを2人でプレイしているという。遠く離れていてもゲームでつながり、兄弟の絆は変わらない。
今後、樹はタレントとしてどんな存在を目指しているのか。「いろんな番組に出演させていただいて、自分が慣れていないので、引っ張ってもらっているのが現状です。いつか自分が、周りの人を引っ張っていける存在になりたいです」と語ると、最後に「兄のいろんな素顔も知ってほしいですね」と付け加えた。まだ何色にも染まっていない樹が、芸能界という舞台でどんな色を見せてくれるのか。“気になる10代”の活躍に、今後も目が離せない。
□宇野樹(うの・いつき)、2002年1月8日、愛知県名古屋市出身。15歳の時にモデルとしてデビューし、現在はタレントとして活動。日本テレビ「有吉ゼミ」「踊る!さんま御殿!!」「今夜くらべてみました」、TBS「炎の体育会TV」など、全国放送のテレビ番組にも出演した。18年には、著書「兄・宇野昌磨 弟だけが知っている秘密の昌磨」を発刊。今年11月、樹の愛犬川柳を昌磨が自筆でつづった兄弟合作カレンダー「UNO1ワン昌磨・樹の川柳2021カレンダー」がリリースされた。
衣装協力:SANDINISTA