余貴美子、奇妙な赤ん坊“ハル”に嫉妬 スタッフは手袋して「私なんかおざなりに(笑)」
俳優の余貴美子、オダギリジョーが28日、都内で行われた映画『妖怪、化物をひろう』(池田暁監督、12月25日公開)の舞台あいさつに登壇した。

映画『妖怪、化物をひろう』舞台あいさつ
俳優の余貴美子、オダギリジョーが28日、都内で行われた映画『妖怪、化物をひろう』(池田暁監督、12月25日公開)の舞台あいさつに登壇した。
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本作は、台湾・金門島での全面ロケを敢行した日台合作映画。かつて嵐で壊滅的なダメージを受けた小さな町を舞台に、孤独な老女・タエ(余)と奇妙な赤ん坊・ハルとの出会いを描き、「第39回東京国際映画祭」のコンペティション部門にも選出された。
余は「本当に見に来てくださってありがとうございます。お客様がいらしてくださってホッとしています。今日は主役のハルも一張羅の着物を着て遊びに参りました」と笑顔であいさつした。
出演に加えプロデューサーも務めたオダギリは、「こういう珍しいタイプの映画を東京国際映画祭で上映してもらえることがとてもうれしいです。変わった作品ですが、皆さんが感じたことをぜひ広げていってもらいたいなと思います」と呼びかけた。
着想のきっかけについて池田監督は、「この映画はちょっと信じられないような、1996年にロシアで起きた出来事を元にしています。ある老婆が、奇妙な人間ではない何か奇妙な子どもを拾って育てていたという、実際に写真とか映像もちょっと残っていたりします。その話を聞いて、血のつながりも無くて、種族も違う、そんな生き物を愛情を持って育てるっていう、人間の愛情に対する器の広さみたいな。そういうものが最初に僕の中で興味を持って、そこからこの映画は始まりました」と説明した。
一方、現場の様子について、余は「ハルちゃんを連れてくる時、皆さん手袋をして、大御所なんですよ。私なんかおざなりになってですね(笑)。ちょっとヤキモチを焼くぐらいに大事にされてました。ハルちゃんがCGじゃなくて実体があって、金門島の美しい景色が現実にあって、その中に身を置く、監督の台本のセリフを言うだけで、その世界、ワンダーランド、不思議な国に入り込めて、不思議な幻のような撮影時間でした」と振り返った。
さらに現地の食事についても触れ、「差し入れに北京ダックやジーパイ、揚げた鶏肉とか。台湾の人たち、肉好きなんですよ。ほんとにずーっと食べてる」とロケ先でのエピソードを明かした。
舞台あいさつには、チェン・シュウティン、ウェン・ユウミン、白井石也、プロデューサーの「チュウ・ヨウニン氏も出席した。
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