なにわ男子、MC中にグループ初の公開囲み取材 過去最多公演のアニバーサリーツアーを完走…サンリオキャラとサプライズ共演も
なにわ男子が28日、千葉・ららアリーナ 東京ベイで「なにわ男子 LIVE TOUR 2026『ND5』」の千葉公演を開催。デビュー5周年を記念した5枚目のオリジナルアルバム『ND5』を引っ提げた、過去最大となる9都市45公演で約46.8万人を動員したツアーが千秋楽を迎えた。全41曲を披露したファイナル公演をレポートする。

年末年始のドーム公演をサプライズ発表
なにわ男子が28日、千葉・ららアリーナ 東京ベイで「なにわ男子 LIVE TOUR 2026『ND5』」の千葉公演を開催。デビュー5周年を記念した5枚目のオリジナルアルバム『ND5』を引っ提げた、過去最大となる9都市45公演で約46.8万人を動員したツアーが千秋楽を迎えた。全41曲を披露したファイナル公演をレポートする。(取材・文=水谷賀奈子)
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オープニングは、メンバーの長尾謙杜が手掛けた花やパールの装飾を施した真っ白な衣装をまとった7人が、カラーバルーンに包まれて登場した。5周年のセレブレーション開幕を告げる楽曲『Celebrate』と、それに続く『ND Time』では、ホテルをイメージした世界観の中で、多幸感満載にパフォーマンス。デビュー曲『初心LOVE』も歌い、なにふぁむ(=なにわ男子ファンの総称)をポップでかわいい世界へといざなった。
2ndブロック冒頭には、白いマントをかぶって顔の隠れたダンサーたちの中から、ステージをはけたはずの大橋和也が突然現れ、会場は騒然。ブラックのレザー衣装で、ポップな世界観から雰囲気をガラリと変えたメンバーたちが、メインステージに順に登場した。『Circus Night』や『2 Faced』など人気のダンス曲をノンストップのメドレーで披露し、クールでセクシーな魅力を爆発させた。『Better run』では、頭上から火花が散る演出とエネルギッシュなダンスパフォーマンスに、ファンはくぎ付けになった。
3rdブロックでは、カラフルな作業着衣装に身を包んだメンバーが、名だたる建築を手がけてきた建設会社の社員にふんし、「鷹橋組」仕様のホイールローダーに乗って登場した。鉄骨などを映し出した背景LEDや赤いコーン、フェンスが並ぶなどステージは工事現場に大変身。高橋恭平が「大好きや!」と“野太い”声を響かせ、7人で絶好調関西弁ラブソング『ビーマイベイベー』をやんちゃ感満載に届けた。
『ズッキュン・ザ・ムービー』では、メンバーが「愛のセメント流し込み中」の文字などで工事現場風に装飾されたテレスコープやクレーンに乗って、高さ約10メートルまで上昇。クレーンは、なにわ男子のライブでは初登場となる。サビのキャッチーなダンスと「ズッキュン」などのコール&レスポンスで、会場は一体感に包まれた。
MCに入ると、“乾杯お兄さん”こと高橋の呼びかけで、会場全員で乾杯をして大盛り上がり。そんな中、オープニングの衣装に着替えた7人が順にステージにそろうと、「お知らせごと」を発表。アリーナツアーの追加公演として12月31日と2027年1月1日に大阪・京セラドームで、1月15日と16日に東京ドームで「なにわ男子 DOME LIVE 2026-2027 『ND5+』~あけおめぇ 初夢ぇ Stay with MEE~」の開催を、サプライズで発表した。12月31日は開演時間が午後10時のため、年越しライブとなる。「一緒に年越せますね」「単独カウコンですよ」とメンバーも大興奮だった。
さらに、その場でグループ初となる公開囲み取材を実施。道枝駿佑は「最多の45公演も当たり前のことではなくて、ファンのみなさんの愛を浴びて盛り上がることができて、いい1年になりました」と思いを口にした。年越しのライブについて聞かれると、西畑大吾は「ビックリしました! こんな早くやらせていただけるとは思っていなかったので」とにっこり。
大西流星は、デビューからの日々を「長かったというか、ものすごいスピードでここまで来ました。貴重な経験だらけです」と振り返った。道枝も、「僕たちらしい音楽をブレずにやっていくことを大切にしたいです。先輩方がつないできた伝統もつなげるように、信念を持ってやっていきたいです」と意気込んだ。最後は、リーダーの大橋和也が「何周年になっても、なにわ男子はザ・アイドルでありながら、関西人でもあり、いっぱい笑かして、いっぱい元気にやっていきます。ほんっ……これからもよろしくお願いします!」と噛みながらも“らしさ”全開でアピールした。

ハローキティのカチューシャをつけてアンコール
後半は、7人がメンバーカラーの妖精衣装に着替えてスタート。“キャラ”になりきりながら、『Little Magic』『僕がカワイくて君がカワイくて』などを歌った。7人全員で花道に移動して歌い、ファンに“ワチャワチャ”を見せつけた。道枝がギターを、藤原丈一郎がハーモニカを生演奏した『いつも』と、背景LEDによる輝く星に包まれながらの『夜空ノムコウ』(SMAP)では、柔らかい歌声が会場を包みこんだ。
ラストスパートに入ると、赤と黒を基調とした衣装に着替えたメンバーが客席から花道まで歩いて登場した。『Hide and Seek』では、まさかの瞬間移動イリュージョンを披露した。センターステージに置かれたサーカス小屋のようなセットの中で7人が妖艶なダンスパフォーマンス。セットを覆う赤い幕の中にいたはずのメンバーが、幕が上がった時には消えている。数秒後に、メインステージから火花や炎とともにメンバーが再登場した。イリュージョンの成功にファンからは驚きの声が上がった。
「ダイヤモンドスマイルメドレー」に入ると、『ダイヤモンドスマイル-Anniversary ver-』や『I Wish』『ハッピーサプライズ』『サチアレ』など、キラキラアイドルを象徴する楽曲たちを会場全体を歩きながら歌い、ファンの声援に応えて、ファンサービスをたっぷりと届けた。最後には、道枝による「これからも僕たちと恋しようね」という歌詞のワンフレーズを合図に『Never Romantic』がスタート。オープニングと同じホテルをイメージしたステージセットとともに、ありったけの“かわいい”を届け、7人はステージを後にした。
しかし、鳴り止まない「なにわ男子コール」に応えるべく、7人がサンリオゲームズ『サンリオパーティランド』のテレビCMで共演した仲であるハローキティのカチューシャを着けて再登場。ヒャダインこと前山田健一が作詞作曲を手がけ、SNSでも話題の『僕がカワイくて君がカワイくて』を歌った。そして、間奏ではサンリオキャラクターズのハローキティ、シナモロール、マイメロディ、クロミがサプライズでステージに登場。曲中のコールリレーも今回限りのサンリオスペシャルバージョンで、キャラクターズとの“かわいい”共演が実現すると、会場からの歓声が一段と大きくなった。パフォーマンスを終えると、西畑は「(キャラクターズが)振り付け完ぺきやった!」と感動していた。メンバーも「かわいすぎ!」「楽しかった!」と喜びを爆発させていた。
カチューシャをつけたまま、アンコールとして『Never Romantic』や7人で作詞を手掛けた『初心Letter』を披露した。さらには、ファイナル公演ならではのダブルアンコールも実施し、過去のライブでのフライング演出を再現するように7人が1つの輪を作りながら『Seven seas』を歌い、会場の盛り上がりは最高潮に達した。メンバー全員が感謝の言葉を口にし、道枝が「大好きだよ、マイプリンセス」と言葉を投げ掛けてステージを去り、アニバーサリーツアーは幕を閉じた。
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