Suupeas・はるぽん、直感を大切にし続けた2年間 異色の“枕モデル”抜擢は「ついにその時が来たか」

“お昼寝系”をコンセプトに活動を続ける2人組ガールズ音楽ユニット・Suupeas(すーぴーず)のはるぽん(24)が、直感を大切にしながらマイペースに歩みを進めている。2年前のユニット結成以降、ギター、DJ、サンプラーといった未経験の表現にも挑戦しながら、Suupeasの世界観を作り上げている。過去には1度、芸能界を引退していた彼女は、どのような思いで再び活動を続けているのだろうか。

インタビューに応じたSuupeas・はるぽん【写真:増田美咲】
インタビューに応じたSuupeas・はるぽん【写真:増田美咲】

「いけるっしょ!」の前向きな直感を大切にしてきた2年間

“お昼寝系”をコンセプトに活動を続ける2人組ガールズ音楽ユニット・Suupeas(すーぴーず)のはるぽん(24)が、直感を大切にしながらマイペースに歩みを進めている。2年前のユニット結成以降、ギター、DJ、サンプラーといった未経験の表現にも挑戦しながら、Suupeasの世界観を作り上げている。過去には1度、芸能界を引退していた彼女は、どのような思いで再び活動を続けているのだろうか。(取材・文=中村彰洋)

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 はるぽんは、2017年にガールズバンド・たけやま3.5のベースとして、14歳でデビュー。週刊ヤングジャンプの企画「制コレ18」でファイナリストに選ばれるなど、「奇跡の中学生」として、音楽以外の分野でも注目を集めていた。だが、22年にグループを卒業すると同時に芸能界を引退。その後は約2年間、地元・愛媛でさまざまなアルバイトに挑戦するなど、表舞台からは姿を消していた。

 しかし、たけやま3.5時代からの盟友だったひなぷこと武田雛歩から、ユニット結成の誘いを受けたことで、大きく人生が動き始めた。

「ひなぷと海沿いをドライブしていた時に、『東京で一緒にユニットを組まない?』と声を掛けてもらったんです。本当に直感で『おぉ、東京か! ええやん、ええやん!』と返事をしたのが始まりでした。なんだか、その当時は『ひなぷと一緒なら全部いけるっしょ!』と思えたんです」

 24年の3月に上京。同年9月3日にはSuupeasとして、芸能界に戻ることとなった。これまでは、たけやま3.5でベースを担当していたが、Suupeasでは、ギターやDJ、さらにはサンプラーを担当。全てが初めての経験だった。さらには、慣れない東京での新生活。まさに怒涛の2年間を過ごしてきた。

「もう何もかもが初めてでした。東京での生活も、Suupeasでの経験も……。何もかもが初めてだったので、本当に悩んでる暇すらもない2年間でした」

 自分自身でも、成長を感じる期間だったと振り返る。「いろいろと覚えることも多くて大変やったんですけど、気付いたらええ感じになっていました。自分をようやったと褒めています」と笑顔を見せる。

「いけるっしょ!」とその時々の直感を大切にしながら、再始動を決断したが、今もそのポジティブなマインドに変化はない。「これからの活動も何が起こるか分からんけん、どんなことでも楽しく頑張ろうという気持ちです」。

異色の枕モデルにも挑戦した【写真:増田美咲】
異色の枕モデルにも挑戦した【写真:増田美咲】

首のS字ラインが「極めて完璧」…まさかの“枕モデル”に抜擢

 何が起こるか分からない――。まさにその象徴が“枕モデル”というあまり聞きなじみのない仕事だ。「まくら株式会社」の担当者が、はるぽんの首のラインを絶賛したことをきっかけに仕事へとつながった。Suupeasとして活動していたからこそ巡り合うことのできた大役だった。

「枕を美しく見せる、首のS字ラインが『極めて完璧』と言っていただけました。首がきれいに見えるようにという意識はしていたので、『ついにその時が来たか』と。自信を持って育ててきたのでうれしかったです」

 音楽活動以外でも、役者としてショートドラマに出演したりと、活動の幅を徐々に広げている。

 インタビュー中も、伊予弁を混じえながら、飾らずに自分自身を表現していた。「なまりが強いので、標準語もきれいに話せるように練習をして、うまく使い分けられるようになりたいです」とこれからのギャップの見せ方についても意識を向けている。

 プライベートでは動物好きの一面も持つ。「めちゃめちゃ個人的な目標にはなるのですが、保護活動をしたいと思っているんです。自主的に保護活動に参加できるように勉強中です」。

 2年前には、想像もしていなかった道を進んでいる。ひなぷからの誘いがなければ、愛媛でのんびりとした生活を送っていたかもしれない。「人生、何が起こるか分からないですからね」。これからもはるぽんは、前向きな直感に身を委ねながら、マイペースにゆるり、ふわりと進んでいく。

□はるぽん 2002年8月21日、愛媛県出身。Suupeasでは、ギター、DJ、サンプラー担当。首筋のラインを評価され「枕モデル」にも選ばれた実績を持つ。俳優としても活動するなど多岐にわたる挑戦を続けている。

□Suupeas(すーぴーず)歌手に声優、プロ雀士として幅広く活動するひなぷ(武田雛歩)とギター、DJ、サンプラー使いのはるぽんからなる、見た目も性格も、ゆるゆる、ふわふわな2人がボカロックを歌う“お昼寝系”ガールズ音楽ユニット。2024年9月3日(睡眠の日)にデビュー。26年10月9日に新シングル『Fall in Dream』をリリース。10月12日には東京・代官山SPACE ODDで2周年ライブ『SING寝具SING~覚醒のスリーパー~』を開催する。

次のページへ (2/2) 【写真】はるぽんが抜擢された“枕モデル”ショット
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