MA55IVE THE RAMPAGEが明かした初単独武道館の舞台裏 “再出発”掲げる5人が語った次の夢とは
ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEから派生した5人組ヒップホップユニット・MA55IVE THE RAMPAGE(L、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀)が、3rd Album『DEPARTURE』をリリースした。6月には初の日本武道館公演『MA55IVE UNION at 日本武道館』を成功させた彼らが、グループの音楽性や今後かなえたい夢について語った。

3rd Album『DEPARTURE』をリリース
ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEから派生した5人組ヒップホップユニット・MA55IVE THE RAMPAGE(L、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀)が、3rd Album『DEPARTURE』をリリースした。6月には初の日本武道館公演『MA55IVE UNION at 日本武道館』を成功させた彼らが、グループの音楽性や今後かなえたい夢について語った。(取材・文=吉田伊織)
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――3rd Album『DEPARTURE』は一言で表すとどんなアルバムに仕上がりましたか。
一同「出発!」
山本「再出発ですね。日本武道館が終わって、MA55IVE UNIONというプロジェクトが一区切りついたので、そこから次に向けて動き出すという意味を込めています」
――アルバム収録7曲の中で一番お気に入りの曲はどちらですか。
神谷「『REPLAY』です。R&Bチックのミドルテンポな曲で、やりたかったことに一番近づけた曲かなと思います。英語と日本語を交えた歌詞で、J-POP界にはないような1曲に仕上がっています」
浦川「私は『Count Your Blessings feat. SHOHEI, KENTA, YAMASHO』がイチオシです。『Time 2 Get Up feat. WISE, SHOHEI 』みたいに、ファンの皆さんと手を振りながら一体感を作れる楽曲です。歌詞には、『今いる環境に感謝して、急がずに歩んでいこうよ』のような意味が込められていて、アルバムの中でも、特に落ち着いたパートを担っている曲です」
山本「僕は『DEPARTURE』ですね。この曲は、アルバムを象徴する曲で、ライブで特に映えると思うので、これからより一層ファンの皆さんに好きになってもらえる曲かなと思います」
鈴木「僕は『FEVER feat. KENTA, TAKAHIDE』が好きです。健太さんと歌わせていただいたのですが、自分がとても歌いやすいピッチ感でした。歌詞もおしゃれです」
L「僕は『Rearview feat. L, YAMASHO』ですね。この曲は、なにかつらい過去がありつつも、地元の仲間たちが手を振って未来へ送り出してくれるみたいな、旅立ちの情景が浮かぶ曲です。これから“戦場”にいくような一人の人間の心の内を歌っている歌詞なので、今までにはないエモーショナルな1曲です」

――アルバム制作秘話はありますか。
山本「リード曲の『DEPARTURE』は、P-CHOさんから『今、歌詞考えてるんだけどさ』と、唐突に電話がかかってきて、曲の方向性が決まりました。『君はついてきてくれるかな』という歌詞は、“俺らは次の場所に行っちゃうけど、ついてくるの? 一応席はあるけど、どうする?”というニュアンスを出したくて。『再出発』というテーマを掲げつつも、少しラフな感じにしました。出発の時間が迫っている中で、皆が同じ飛行機に飛び乗る、みたいな。それが『後僅かな猶予』という歌詞に込めた意味です」
鈴木「『FEVER feat. KENTA, TAKAHIDE』は、実はかなり短い期間で仕上げた楽曲です。健太さんが主体となって作ってくださっていたのですが、レコーディング3日前くらいに僕が歌うことを聞かされました。でも、とても好きな曲調だったので、気持ちよくレコーディングできました」
――ジャケット写真が7曲それぞれ印象的ですが、こだわった点はありますか。
山本「全体的に色を控えめにして、淡い印象を抱くようなイメージで作りました。『Count Your Blessings feat. SHOHEI, KENTA, 山本』のこだわりでいうと、左車線からは車線変更をして追い抜きができるのですが、右車線からはできないよ、という(笑)」
浦川「そういう仕掛けがあったとは…! 他のも気になってきたな」

初開催となった単独日本武道館公演の裏話も
――「MA55IVE UNION at 日本武道館」公演を振り返っていかがですか。
一同「楽しかった~!」
山本「一瞬でしたね」
浦川「あんなに準備したのにね。一瞬だった」
――ゲストの方々とのコラボはいかがでしたか。
神谷「いや~、頭が上がらないですね。AK-69さんがモニターに映った瞬間の歓声がすごかったです」
浦川「勝手に強くなった気分になりました」
山本「センターステージじゃない限り、向かい合って登場することはあまりないから、1曲目の『EMPIRE CODE REMIX feat. AK-69』でガッチガチに緊張してしまって。『あれ、右左どっちの肩から振り向くんだっけ』みたいな感じでした」
神谷「しかも、LIKIYA(L)さんが一発目、『Hands in the air』(イントロの歌詞)で少し外してましたよね。それで緊張が解けました」
L「いや~、緊張したっすね。一発目。ばっちり映像に残っちゃっています」
――日本武道館公演での裏話があれば教えてください。
浦川「ケータリングを豪華にしました。ホットスナックなどを入れたり、駄菓子コーナーを作ったり。フェスのような感じにして、ゲストの皆さんに『またMA55IVE THE RAMPAGEとやりたいな』と思ってもらえるように仕込んでみました」
山本「あと、リハーサルの規模はすごかったですね。1週間ほどスタジオをとってくれて、すごい数のスタッフさんがいたので、『これガチだ』となりました。そこで一気に気合入りましたね」
浦川「でも、ゲストの皆さんとは全く(事前に)合わせられなかったですね」
山本「当日のリハでどう回せるかが勝負でした。『ちょっともう一回やりたい』とか言われたら『う、うん……』みたいな(笑)」
浦川「取材もありましたからね。MA55IVE THE RAMPAGEの5人の曲はリハーサルできていないのもありました」
神谷「(EXILE)NAOTOさんとLIKIYAさんのパートは、最初の登場が合わなくて、何回も何回も練習していました」
L「NAOTOさんもドーム終わりだったので大変で。でも、本番はばっちりかましました」

THE RAMPAGEとMA55IVE THE RAMPAGEとの“違い”
――THE RAMPAGEの活動に影響はありましたか。
山本「THE RAMPAGEのメンバーから頼もしいと言われて、やはりうれしかったです。あと、個人的になのですが、見せ方が少しうまくなってきているなと思います。ダンスも、今までは“がむしゃらに本気で踊ればかっこいい”だったのが、立ち姿とかビジュアルも意識するようになりました」
――それぞれ別グループとして、スイッチの切り替えはあるのでしょうか。
神谷「僕の中では、THE RAMPAGEではパフォーマーとして踊って、MA55IVE THE RAMPAGEとしてはマイクを持って歌って、というのが全く別物です。中途半端が嫌ですね。マイク持っていたらガチで踊れないし」
浦川「確かに。THE RAMPAGEとしては、歌を踊りで届けないといけないので、アンテナの発信場所が違いますね。ただ、伝え方が違うだけですが」
山本「あと、やはり僕らは自由にやりたい。MCとかも、形式ばっていないことをやりたいですね」
神谷「MA55IVE THE RAMPAGEだと、一人ひとりがそれぞれたくさんしゃべってしまって、変な空気になることもあります(笑)。THE RAMPAGEが16人でそれをしてしまうと収集がつかなくなってしまうので、絶対できないです」
山本「でも、このグループだったら、そういう場面でも笑って済まされる部分があるので、変に背負おうとしていないです。皆が言いたいことを言える環境を作れているのかなと思います」

――3度目の全国ツアー「MA55IVE THE RAMPAGE 3rd LIVE TOUR 2026 “M5V” ~DEPARTURE~」はどんなツアーにしていきたいですか。
L「ひたすら音楽を届けたいです。今回は演出とかもないので、ツアー前には僕らの曲をたくさん聞きこんで欲しいです。MA55IVE THE RAMPAGEのファンの皆さんって、音楽を楽しんでくれる方が多いので、そういった意味ではすごく楽しんでいただける内容になっているのではないかなと思います」
神谷「もはや僕らを見なくていいので、音を楽しんでほしいです。ライブへの参加の仕方も自由なので、各々の楽しみ方で楽しんでもらいたいと思います。あ、でも、以前のライブで、バラード前に僕が『リラックスして聞いてください』と言って、曲が始まった瞬間に、昂秀が『皆さん Put your hands up!』と煽っていて、すごい空気になっていました」
鈴木「自由すぎるがゆえにね(笑)。MA55IVE THE RAMPAGEらしいよね」
――今後、グループとしてかなえたい夢を教えてください。
浦川「Coachella(米カリフォルニア州で開催される世界最大級のアートフェス)?」
山本「Coachellaね。やはり日本人としてそのような大きい場所には行きたいなと思いますね。あとフェス常連みたいなグループにはなりたいですね。LDHのボーカルグループではなくて、『あ、MA55IVE THE RAMPAGEじゃん!』と言ってもらえるような感じ」
神谷「TOKIOさんみたいに、フェスを盛り上げられるようなグループになりたいです」
浦川「でもやっぱり、海外フェスに出たいですね。SPRITE(タイの若手ラッパー)とタイのフェスに出てみたりとか。去年、曲を一緒に出しているのですが、しっかりコラボはできていないので」

次の夢は「海外フェス」
――最後に、ファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。
L「日本武道館を経て、『DEPARTURE』というアルバムを出させていただきます。ツアーも控えておりますけども、また、新たな門出にあたって、今までとは違うMA55IVE THE RAMPAGEをお見せします。ぜひ新たな引き出しを楽しんでもらって、愛していただければと思います。ツアーでお待ちしております!」
神谷「いつも応援ありがとうございます。僕らのグループは、音楽が好きな人が集まって、自分たちで手がけています。もちろん、外部の皆さんにも手伝ってもらっていますが、自分たちのように音楽性の強いグループはメジャーシーンにはなかなかいないと思っています。MA55IVE THE RAMPAGEのファンの皆さんに誇ってもらえるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」
山本「1回ライブに来ていただければ、MA55IVE THE RAMPAGEにしかない空気や世界観が分かっていただけると思うので、ぜひアルバムを聞いていただいて、ライブに遊びに来てくれたらなと思っております」
鈴木「アルバムを引っ提げて、『DEPARTURE』というライブをやらせていただくのですが、今まで自分たちがやりたかったことが、このアルバムで実現できているなという印象があります。“音楽が好き”という気持ちを形にしているので、ライブではそれを肌で感じていただければと思います。楽しんでいただけるように頑張るので、温かい応援のほどよろしくお願いいたします」
浦川「ファンの皆さま、いつも応援ありがとうございます。私たちは、なかなかLDHにいないような面白い動きをたくさんしておりますので、これからもついてきていただけたら皆さんのことをワクワクさせられますし、楽しませられます。あと、この記事でMA55IVE THE RAMPAGEのことを初めて知ってくださる方で、少し気になるなと思う方はぜひライブにも来ていただきたいです。ツアーファイナルの東京ガーデンシアターのチケットはまだ発売中ですので、ぜひ遊びに来てください」
□MA55IVE THE RAMPAGE(マッシブ ザ ランペイジ)THE RAMPAGEパフォーマーのL、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀で構成された5人組ヒップホヒップグループ。2020年に配信シングル『Determined』でデビュー。
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