25歳で乳がんも…卵子凍結を選ばず「全然想像もしてなかった」 元SKE48矢方美紀、費用面でも「ダメージが大きいなって」

元SKE48で声優・タレントの矢方美紀が1日、都内で行われた「ピンクリボンフェスティバル2026 オープニングナイト」に登壇。25歳で乳がんが発覚した当時、乳がん治療を前に、卵子凍結をしない選択をしたことを振り返った。

イベントに登壇した矢方美紀【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した矢方美紀【写真:ENCOUNT編集部】

治療前に母と相談 費用面にも直面「お財布のダメージが大きいなって」

 元SKE48で声優・タレントの矢方美紀が1日、都内で行われた「ピンクリボンフェスティバル2026 オープニングナイト」に登壇。25歳で乳がんが発覚した当時、乳がん治療を前に、卵子凍結をしない選択をしたことを振り返った。

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 矢方は2018年、25歳の時に乳がんが発覚。左乳房の全摘手術や抗がん剤治療、放射線治療などを経験し、現在もホルモン療法を続けている。

 若くして乳がんが発覚したことで、治療前には将来の妊娠に関する説明も受けた。当時を「卵子凍結だったり、難しい言葉なんですけど、妊孕性(にんようせい)っていう言葉があるんだってことを知らなかったんですよね」と回顧。医師と話を重ねる中で、手術や治療を始める前に卵子を凍結するかどうかという選択肢を提示されたという。

 その話を持ち帰り、母親と相談したが、現実的な問題にも直面した。「簡単にパパッとできるものでもないですし、その治療を受けるにあたって、やっぱり金額がすごくかかってくるっていうのも現実的な面で、『ちょっと大変だな』『すごくお財布のダメージが大きいな』っていうのも感じたりしました」と明かした。

 また、卵子凍結を行うことで乳がん治療の開始までに時間が空くことにも不安を感じ、医師に相談。卵子を凍結する人がいる一方、卵子凍結をせず、その後に結婚、妊娠して母親になった患者もいると聞いたという。

 医師からさまざまなケースを聞いた矢方は、「そういう方もいらっしゃるっていうお話は、すごく自分には希望になって。いつ自分が結婚するとか、子どもを持つなんて全然もう想像も当時してなかったんですけど、そういうお話を聞いた時に、いろんな道があるから、今は自分はもう治療をまずは頑張ろうって」と当時の心境を回顧。さまざまな可能性があることを知った上で、まずは目の前の治療に向き合うことを決めた。

 当時は治療によって髪の毛が抜けていく時期でもあった。「髪の毛がだんだん生えてくることを願おうっていう。もう目の前にあることを少しずつステップアップしていこうっていうのに切り替えて、自分は卵子の凍結はしないっていう選択を取りました」と振り返った。

 イベント後半には、2017年に乳がんが発覚し、全摘手術を経験した歌手の麻倉未稀も登壇。自身の体験を語ったほか、デビュー45周年を迎えた今年8月にリリースしたアルバム『My Soul~45th Anniversary』収録の『My Soul』や、代表曲『HERO』などを披露した。

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