千葉雄大が語る“男らしさ”「多様性が大事」 夏木マリはパールデビューの思い出披露
女優の夏木マリと俳優の千葉雄大が10日より始動したMIKIMOTOが手掛ける新たなプロジェクト「My Pearls,My Style」のビジュアル作品に登場した。
パールとは「日本人としてのアイデンティティー」
女優の夏木マリと俳優の千葉雄大が10日より始動したMIKIMOTOが手掛ける新たなプロジェクト「My Pearls,My Style」のビジュアル作品に登場した。
同プロジェクトが伝えるテーマは「パールはまとう者の内面と個性を鮮やかに映し出す、唯一無二のジュエリー」ということ。実際にミキモトのジュエリーを愛用する著名人や、親しみのある著名人のスペシャルインタビューと撮り下ろしビジュアルを、随時公開していく。
その初回として夏木と千葉が登場した。パールを身につけ、さまざまな表情を浮かべたクールなビジュアル作品が完成した。
夏木は「パールは、その人らしさを際立たせる宝石。他のジュエリーとの最大の違いはそこにあると思います」と魅力を説明。「日本人としてのアイデンティティーを思い出させてくれることもパールの魅力。日本人だったらみな、『いざ』という時はパールを身につけたいと思いますよね。日本人らしさを際立たせてくれるし、誇らしい気持ちにさせてくれる」と話した。
そして、自身の“初パール”については「ずいぶんと昔のことになりますが、おそらく母か祖母から指輪やネックレスを譲り受けたときが初めてだと思います。初めて自分でパールを買ったのは、1990年に『遊学』として、半年間ニューヨークに住んでいたときのことです。19丁目にフリーマーケットがあって、そこでビンテージのパールネックレスに出会ったの。いろいろなものに埋もれていたのを発掘して……まさに、奇跡の出会い。そのパールの粒はとても小さいのだけれど、首のラインに沿うようなもので、とてもきれいでした」と振り返った。
一方、千葉はパールを男性が身につけることについて「僕には、『パールは女性だけのもの』という先入観は全くありませんでした」とコメントした。
そして「たしかに男らしさという定義が変わったほうがいいと思うこともありますが、変わらなくてもいいのかなとも思います。それよりも、ゆくゆくは男らしいという言葉がなくなればいいというのが僕の考えです。例えば筋骨隆々の体育会系の人がいてもいいし、しなやかに振る舞う人がいてもいい。だから男らしさが変わるというよりも、あらゆるタイプの男性が認められる、そういった多様性のほうが大事だと考えています」と“男らしさ”とは何かについて持論を展開した。
さらに「男らしさの話にも通じますが、男性に似合うものというよりも、自分に似合うものを探すべきだと思います。きゃしゃなデザインのものはやはり繊細なスタイルに似合う傾向がありますし、逆もまた真なりでしょう」とパール選びのコツについても述べた。