推され続けて40年以上!真琴つばさのライブに全国からファン集結「しっとりと濡れたお客さまと」

元宝塚月組トップスターで俳優の真琴つばさが19日、20日の両日、東京・神宮前のLa Donnaでライブ「Seasonal Live Vol.2 ~月夜とJazzとシャンソンと~」を昼夜計4公演で開催した。タイトル通り、約2時間でジャズとシャンソンを中心に計19曲を披露し、トークも交えてファンを楽しませた。ここでは、19日の昼公演をレポートする。

2日間で4公演を開催した真琴つばさ
2日間で4公演を開催した真琴つばさ

ジャズとシャンソンを中心に計19曲披露

 元宝塚月組トップスターで俳優の真琴つばさが19日、20日の両日、東京・神宮前のLa Donnaでライブ「Seasonal Live Vol.2 ~月夜とJazzとシャンソンと~」を昼夜計4公演で開催した。タイトル通り、約2時間でジャズとシャンソンを中心に計19曲を披露し、トークも交えてファンを楽しませた。ここでは、19日の昼公演をレポートする。(取材・文=柳田通斉)

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 昼下がりのひと時。真琴のライブは、オリジナル曲の『Graceful Night』で幕を開けた。続けてジャズの名曲『Cheek to Cheek』を歌い上げた。

 ライブは、1部はジャズ中心、2部はシャンソン中心で構成された。8月には生バンドで、「海辺と日差しとボサノバと」と題したライブを行っているが、今回はピアノ奏者・三枝伸太郎とサックス奏者・丹澤誠二との3人によるステージ。真琴はまず観客への感謝を口にした。

「シルバーウィークの初日、貴重な時間を使ってようこそお越しくださいました。飛行機や新幹線で長旅をして来てくださった方も多いと思います。台風の影響で雨ですね。今日はそんな、しっとりと濡れたお客さまと共に、『月夜とジャズとシャンソン』をいってみたいと思います」

 真琴の言葉通り、会場には全国の各地からファンが集まっていた。多くは真琴を宝塚時代から追いかけているファンだが、退団後にひかれたファン、20代、30代の女性、中年男性の姿もあった。

 ファンにとっては憧れの「推し」である真琴は、その後も持ち前のハスキーボイスを響かせた。ジャズの王道曲『Night and Day』『What a wonderful world』などを歌唱し、1部のラストには、井上陽水の名曲『リバーサイドホテル』を聴かせた。

 2部ではグリーンと黒のドレスに身を包み、1970年に大ヒットしたトワ・エ・モワ『誰もいない海』から入った。「♪今はもう秋 誰もいない海」のフレーズから始まる名曲で、歌唱後には「急に寒くなってきました。寒くなると、体のいろんなところが痛くなりますよね」と話し、観客を和ませた。

真琴つばさの歌声に聴き入る観客【写真:ENCOUNT編集部】
真琴つばさの歌声に聴き入る観客【写真:ENCOUNT編集部】

観客が真琴に代わって合唱

 観客側も真琴を和ませる場面もあった。MCで幼少期に歌った童謡の話になり、真琴が『うさぎ うさぎ』の触りを歌うと、本人に代わって観客が「♪何見て跳ねる 十五夜お月さま 見て跳ね~る」と合唱。会場は温かな空気に包まれた。

 その後は、シャンソン王道曲『アコーディオン弾き』『オー・シャンゼリゼ』などに加え、真琴自身が「大好き」だという中島みゆきの『わかれうた』を歌唱。本編ラストには、真琴が所属する老舗芸能事務所・マナセプロダクションからデビューした森山加代子さんの大ヒット曲『メロンの気持』を歌い、年配のファン、関係者らを喜ばせた。

 アンコールでは、三枝と丹澤と共にシャンソン歌手・岸洋子さんの名曲『ケ・サラ』を歌いながら、フロアに降りた。そして、観客に感謝の会釈をしながら退場。約2時間のライブを締めくくった。

 終演後、真琴は「ファンの方々の存在は本当にありがたいです」と実感を込めた。近年、推し活市場は盛り上がる一方だが、1985年に宝塚歌劇団入団の真琴は、40年以上も推され続けている。

 その関係性は強固で、11月23日からは3日間にわたって「BIRTHDAY LIVE」を東京・丸の内コットンクラブで開催。真琴は再びファンを楽しませるべく、同ライブへの準備に入る。

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