伊藤健太郎、黒木瞳監督の主演映画イベント欠席 代読文「被害を受けた方の回復を祈ります」

映画「十二単衣を着た悪魔」の舞台あいさつが7日、都内で行われ、三吉彩花、村井良大、笹野高史、黒木瞳監督が登壇した。

映画「十二単衣を着た悪魔」舞台あいさつに登壇した黒木瞳監督【写真:ENCOUNT編集部】
映画「十二単衣を着た悪魔」舞台あいさつに登壇した黒木瞳監督【写真:ENCOUNT編集部】

映画「十二単衣を着た悪魔」舞台あいさつ

 映画「十二単衣を着た悪魔」の舞台あいさつが7日、都内で行われ、三吉彩花、村井良大、笹野高史、黒木瞳監督が登壇した。

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 この日は、10月29日に道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕され、その後釈放された主演の伊藤健太郎は欠席した。伊藤は、源氏物語の世界にトリップしてしまうフリーター・雷を演じている。

 多くの名作を生み出してきた脚本家・小説家の内館牧子が「源氏物語」を題材に、妥協や忖度を一切しない強い女性・弘徽殿女御や周りの人々との出会いによって、自分の存在価値を見つめ直し、少しずつ成長していく青年の姿を描いた長編小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」を「十二単衣を着た悪魔」として実写映画化した。

 イベント開始前には配給元キノフィルムズのコメントが、MCを務めた笠井信輔アナウンサーから代読され、主演の伊藤が舞台あいさつを欠席することが報告された。さらに、「公開に対してメッセージをいただいたことや大勢のキャスト、スタッフに報いたいという思いから配給会社として決断した」と公開に至った経緯を説明。あわせて、「被害を受けた方の回復を祈ります」と事故に巻き込まれた被害者に向けたコメントも読み上げられた。

 女優であり、「嫌な女」(2016年)で監督デビューを果たした黒木が本作のメガホンをとり、6日より新宿ピカデリーほか全国で公開されている。

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