書籍「浅田真央 100の言葉」が発売 一家の絆を物語る秘話が満載
フィギュアスケート元世界女王の浅田真央の言葉に迫った書籍「浅田真央 100の言葉」(フジテレビ スポーツ局・編)が30日、扶桑社より発売される。
父・敏治さんが初めて取材に応じる
フィギュアスケート元世界女王の浅田真央の言葉に迫った書籍「浅田真央 100の言葉」(フジテレビ スポーツ局・編)が30日、扶桑社より発売される。
2003年から密着取材してきたフジテレビの膨大なアーカイブから、100の言葉を厳選。幼少時から現在までの写真とともに、波乱万丈の人生とスケートへの想いを、彼女自身の「言葉」と歴代ディレクターの回想から詳細に振り返っている。
また、地元名古屋で長年浅田家を取材している東海テレビプロダクション渡辺克樹ディレクターのセレクトによる「浅田真央名言集」も収録。
さらに、姉の舞が初めて明かすソチ五輪フリー前の姉妹の会話、今回初めて取材に応じた父・敏治さんが語る妻・匡子さんと真央のこと……。原稿を読んだ真央も落涙したという、一家の絆を物語るエピソードが満載となっている。
[ 今までの自分の言葉に目を通してみて、改めていろいろなことがよみがえりました。
これ以上ないようなプレッシャーや緊張など、もちろん大変なことはあったけれど、一つ一つ乗り越えてくることができたんだなと感じましたし、スケートが好きという気持ちがあったからこそ、進んでこられたんだ、と思います。
家族の支えもいかに大きかったことでしょう。
本書で触れられていますが、姉の舞の言葉は印象的でした。バンクーバーオリンピックを前に、「もう出られないかもしれない」と悩んでいた頃、舞が声をかけてくれて、とても助けられたのです。
母の存在は言うまでもありません。コーチと同じような関係で厳しく、自分自身のことは後回しにして朝から晩まで尽くしてくれました。たとえ喧嘩をしても、私のことを助けてくれた。母がいなければ、私はここまで来ることはできなかったと強く思います。
「言葉」を通じて私のスケート人生をたどったこの本を、今まで応援してくださった方々にも読んでいただきたいし、そうではない方々にも「こういう選手なんだ、スケーターなんだ」と感じ取っていただく機会になれば嬉しいです。] 浅田真央(あとがきより抜粋)
■内容
第1章 天真爛漫な素顔
第2章 バンクーバーへの道
第3章 一からのスタート
第4章 限界との闘い
第5章 集大成のソチ
第6章 新たな挑戦
第7章 渡辺克樹セレクション 浅田真央 名言集
浅田舞 試合前、弱気になる真央に私がかけていたある言葉
浅田敏治 親ながら、すごいなと思う真央の姿
『浅田真央の言葉』フジテレビ スポーツ局・編 (扶桑社)より