フレディ命日「ボヘミアン・ラプソディ」もう1回!? 2000万円使ったQUEENマニアの今

この24日はQUEENのボーカル、フレディ・マーキュリー(享年45)の命日。昨年公開され、大ヒットしたフレディの生涯を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」をもう一度見直したくなる人もいるのではないか。QUEENの熱烈なファンに思いを聞いた。

フレディが1985年に発表したソロ曲「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
フレディが1985年に発表したソロ曲「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」

 この24日はQUEENのボーカル、フレディ・マーキュリー(享年45)の命日。昨年公開され、大ヒットしたフレディの生涯を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」をもう一度見直したくなる人もいるのではないか。QUEENの熱烈なファンに思いを聞いた。

ロジャー・テイラーとのツーショット
ロジャー・テイラーとのツーショット

中学校の校内放送で聞いてクイーンのファンクラブに

 鈴木進さん(仮名)は関東に暮らす50代の会社員。中学1年のときにQUEENの音楽に出会って以来、その魅力にどっぷりとはまり、QUEENを追っかけてきた熱心なファンの1人だ。すでに映画「ボヘミアン・ラプソディ」を9回も劇場で観たが、DVDで10回目を鑑賞しようかと思っているところだ。

「中学1年のとき、学校の昼休みの校内放送で『タイ・ユア・マザー・ダウン』を聴いたのが、QUEENを聴いた最初でした。パワフルなフレディの歌声、ハードなギターサウンドに魅了されすぐに夢中になりました」

 もっとQUEENの音楽を聴きたい、彼らの情報を知りたいと思ったが、当時はスマホはおろかインターネットも、DVDどころかビデオもCDもない時代。しかも、鈴木さんの当時のお小遣いは1か月1000円。レコードや音楽雑誌を買うのさえ簡単ではなかった。

「それでも、もっとQUEENのことを知りたい、と中学2年でファンクラブに入りました。もともと外国のロック音楽が好きでビートルズをはじめ、AC/DCとかレッド・ツェッペリンとかをよく聴いていましたが、ファンクラブにまで入ったのは、後にも先にもQUEENだけです」

ソロ欧州公演後、サインに応じるブライアン・メイ
ソロ欧州公演後、サインに応じるブライアン・メイ

素顔の彼らは気さくで優しかった

 メンバーの知的なプロフィール、家庭的な素顔、豊かな芸術的才能などを知れば知るほど、鈴木さんのQUEEN熱は上がった。高校に進むと、来日公演に胸をときめかせて駆けつけた。圧倒的な光と音、フレディの強烈なパフォーマンス……初めて観たQUEENのライブに鈴木さんは大興奮。1985年のQUEEN最後の日本公演を含め、全部で5公演に通い、メンバーのソロでの日本公演にも足を運んだ。QUEEN愛はどんどん膨らみ、空港やホテルにまで”追っかけ“をしたこともある。

「追っかけは女性が多かったですけど、ボクのような男もけっこういましたよ。初めて近くで見たときは『おお~っ』という感じ(笑)。大スターなのに意外と気さくで、ファン1人1人とツーショット写真を撮らせてくれました。もっと英語がしゃべれたらいいのに! と思いましたね。一度、思い切ってロジャー・テイラーに『ドラムスティックをください』とお願いしたことがあるんですけど、『明日、もう一度ここに来て』と言われ、翌日、言われたとおりに同じ場所に行ったら、本当にちゃんと持ってきてくれたんですよ。そりゃもう、感激しました!」

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