中山秀征、書道で「笑顔」に込めた意味 個展開催断念も「自粛期間に書きためた」

タレントの中山秀征が4日、都内の「F studio SHIBUYA」で行われた、「パラリンアート世界大会2020」表彰式に登壇し、書道パフォーマンスを披露した。

表彰式で笑顔を見せた中山秀征【写真:ENCOUNT編集部】
表彰式で笑顔を見せた中山秀征【写真:ENCOUNT編集部】

「パラリンアート世界大会2020」表彰式

 タレントの中山秀征が4日、都内の「F studio SHIBUYA」で行われた、「パラリンアート世界大会2020」表彰式に登壇し、書道パフォーマンスを披露した。

 一般社団法人障がい者自立推進機構は、「障がい者がアートで夢を叶える世界をつくる」を理念とし、世界各国の障がい者からアート作品を募集するコンテストを実施。中山は同機構の理事を務めている。今年は「平和」をテーマに、日本を含む世界33か国と1代表機構より、869件の作品応募があり、日本人アーティスト・You-kiさんの「PEACE」という作品がグランプリに選ばれた。

 表彰式では、中山が一発勝負の書道パフォーマンスで来年2021大会のテーマを発表。真剣なまなざしで「笑顔」としたためた中山は、「コロナに笑顔まで絶対奪わせない! という思いがある」と力強くコメントし、「仕事の現場、目標を持って日常生活を送る中で、この笑顔が最も大切になってくると思い、テーマを『笑顔』にさせていただきました」と説明した。

 さらに、「アーティストのみなさんが作った作品を見て、我々、多くの人が笑顔になれる。作品を作っている人は、作品を仕上げるときに笑顔が生まれてくるんだと思います。その1つひとつが世界につながり、1人でも多くの方が笑顔になってくれたら。平和というものが何か? と見つめながら、1日も早く日常を送れるような日々が来ることを祈っています。ですので、また来年も素晴らしい作品を期待しています」と話し、表彰式を締めくくった。

 囲み取材では、中山自身のアーティスト活動について聞かれ、「今年、書道の個展をやる予定だったが、できなかった。ただ、自粛期間に書きためたので準備はできています」とアピール。また、「来年はパラリンアートでも多くの作品とコラボしたい」と目標を語ると、今年、11年ぶりにミュージカルでタップダンスに挑戦したことに触れ、「改めて今、タップを1からやっていまして、昔やったことを極め直そうというのが自分の中にある。来年はタップをどこかでまた披露できる機会があればなということで、週1回、ミュージカルの延長でタップをやっています」と明かしていた。

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