ひかりんちょ ティーンのカリスマ女子高生が初のエッセイ本で明かす素顔「自分は自分でよくない?」

ティーンが憧れるスーパー女子高生・ひかりんちょ(16)が、初のエッセイ「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)を11月7日に発売した。ミクチャ、TikTokなどの投稿で注目を浴び、“Z世代"と呼ばれる小中高生を中心に、SNSのフォロワー総数は100万人を超える。最近ではティーン最大のイベント「超十代」の応援大使や自動車メーカー「ダイハツ工業」の宣伝プロデュースなど、多方面で活躍。まさにネクストブレイクと呼ぶに相応しいひかりんちょの素顔に迫る全2回のインタビュー。前編ではエッセイを書くきっかけや大好きなお母さんについて聞いた。

ティーンから絶大な人気を誇るひかりんちょ
ティーンから絶大な人気を誇るひかりんちょ

ひかりんちょの素顔に迫る全2回・前編

 ティーンが憧れるスーパー女子高生・ひかりんちょ(16)が、初のエッセイ「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)を11月7日に発売した。ミクチャ、TikTokなどの投稿で注目を浴び、“Z世代”と呼ばれる小中高生を中心に、SNSのフォロワー総数は100万人を超える。最近ではティーン最大のイベント「超十代」の応援大使や自動車メーカー「ダイハツ工業」の宣伝プロデュースなど、多方面で活躍。まさにネクストブレイクと呼ぶに相応しいひかりんちょの素顔に迫る全2回のインタビュー。前編ではエッセイを書くきっかけや大好きなお母さんについて聞いた。

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 インタビューを行ったのは11月17日、東京・SHIBUYA109 LIVE TVハチスタで行われた出版記念イベント。サインや2ショット写メ、一緒にTikTokを撮れる特典まで用意されたイベントは小学生から高校生の女性ファンを中心に長蛇の列で、ひかりんちょは2時間以上かけて、一人ひとりと言葉を交わしながらファンとの時間を楽しんでいた。

「ひかりんちょのどこが好き?」とファンに聞くと「ファッションが好き」「TikTokめっちゃカワイイ」といったSNSの感想から「何があっても強く生きているところが好き」「自分の意思を貫いているところがカッコいい」「同い年とは思えないすごい人」など、彼女の生き方に共感するコメントが多かった。また、「会って2回目なのに名前を覚えてくれていて嬉しかった」「ハグできて感動」「ファンサービスヤバい!」といったファンとの触れ合いを大切にする彼女の姿も見えてきた。数少ない男性ファンにも聞くと「18なんですけど、本を読んで、僕らも彼女と同じだなって感じました。やっぱ真っ直ぐ生きてるところがカッコいいですね」と男性からも共感の声があがった。そんな10代が憧れる彼女の魅力とは?

発売後すぐに重版が決まった「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)
発売後すぐに重版が決まった「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)

外見だけで判断するような人に左右されない

――SNSを通じて10代から絶大な支持を受けているひかりんちょが、なぜエッセイを書こうと思ったのですか?

「出版社さんからお話をいただいて、今回はSNSじゃなくて文章でしか伝えられないこと、例えば、みんなの悩みを救える1冊だったり、これからの選択肢になるような1冊を作って何度も読んでほしいと思って、エッセイを書くことを決めました」

――「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」これはなかなか強烈なタイトルですよね。

「私って個性的な服を着たり、個性的なファッションだったりするので、まわりからは結構賛否が分かれるんですよ。ただ、私のことをよく知らない人が、『こいつは性格悪そうだ』とか外見だけで判断するような意見もあって、それにいちいち反応して、くじけて病んでるのもイヤだし、でも私と同じように言われて、落ち込んだり、無理して周りに合わせちゃう子も結構いるから、『もっと自信を持って自分を出して良いんだよ』って、私も自分を出したいから『ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい』ってSNSに書いたんです。それをそのままタイトルにしちゃおうって」

――どんなことを書きたいと思ったんですか?

「私は母子家庭だったので、学校ではみんなから『お父さんいないんでしょ?』とか、相手にとっては何気ないひと言かもしれないけど、そんな言葉で傷ついてきたこともあって、いま同じような境遇で傷ついている子も多いと思うんですよ。また私もお母さんと色々とケンカしましたけど、そういう親子関係とかで、もめている子も多いと思うので、私の家族についての考え方とか、私とお母さんのことを書くことで、『こういう考え方もあるんだよ』とか『こんな選択肢もあるんだよ』って、みんなに伝えられたらいいなと思ったんです」

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