#STRONGHEARTSが日本マット界で大暴れ “口八丁手八丁こそプロレスラー”を実践
CIMA率いるユニット「#STRONGHEARTS(SH)」が、口八丁手八丁で日本マット界をかく乱している。
コロナ禍の影響で全てが白紙も…#STRONGHEARTSがラストスパート
CIMA率いるユニット「#STRONGHEARTS(SH)」が、口八丁手八丁で日本マット界をかく乱している。
ZERO1の11・1後楽園ホール大会では、エル・リンダマンがZERO1期待の星・北村彰基を下し、NWA世界ジュニア&インターナショナルジュニア王座を奪取。外様王者としてジュニア2冠王に輝いた。
「俺がこのベルトを持っている意味は、ZERO1ジュニアを活性化させるということ」と、舌鋒鋭く言い放つリンダマン。SHメンバーの多くは、小気味いいファイトに加えて、コメントの切れ味もキレッキレだ。
「これまでは、ジュニアのベルトはあまり注目されていなかったかもしれない。でも、俺がジュニアの戦いを面白くする。このオレがZERO1の道しるべになる」と自信満々。実はシングル戴冠は初めてのリンダマンだが、「やっと取れたベルトを使ってどんどん面白くしていくのがSHの仕事」と言ってのける。
ZERO1のジュニア戦士を「自己主張がない」とバッサリ。奪還の名乗りを上げてこなければ、他団体の選手にも門戸を開放するのみ。マイクだけでなく、SNSも駆使してZERO1にどんどん刺激を与えていく。
2020年代のレスラーはあらゆる手段を利用して当たり前。もちろん試合が充実していなければ、笑いものになることは百も承知だ。ホームリングを持たないSHのメンバーは、厳しい現実を直視し、しっかり自覚している。
エースのT-Hawkは火祭りの優勝こそ逃したが、ZERO1に旋風を巻き起こしただけでなく、多くの団体で大暴れしている。頻繁に散髪し、きっちり整えられた髪型が乱れることがないのと同様に、強い信念を持っており、髪も信念も揺るぎない。
今年のSHは、米国マットを始め、世界各国のリングに乗り込む手はずができ上がっていたが、コロナ禍の影響で全てが白紙に戻ってしまった。落胆したはずのメンバーだが、すぐに気持ちを切り替えた。
風車の理論。ピンチはチャンスとし、まずは日本国内にその名を轟かせる。リーダーのCIMAも積極的に動いている。
残り少なくなった「特別な2020年」。今この時の過ごし方で、コロナ後が変わってくる。#STRONGHEARTSのラストスパートが始まった。