27年秋朝ドラ、史上初の獣医師ヒロイン NHK『なぎさの進化論』…脚本は『おっさんずラブ』徳尾浩司氏

NHKは14日、2027年度後期の連続テレビ小説『なぎさの進化論』の制作が決定したことを発表した。大阪局制作のオリジナル作品で、朝ドラ史上初となる“獣医師”をヒロインに据えた作品。2027年秋の放送を予定しており、ヒロインはオーディションで決定する。

NHK【写真:ENCOUNT編集部】
NHK【写真:ENCOUNT編集部】

大阪と鹿児島・与論島を舞台に描くオリジナル作品

 NHKは14日、2027年度後期の連続テレビ小説『なぎさの進化論』の制作が決定したことを発表した。大阪局制作のオリジナル作品で、朝ドラ史上初となる“獣医師”をヒロインに据えた作品。2027年秋の放送を予定しており、ヒロインはオーディションで決定する。


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 キャッチコピーは「いちばん苦手な動物は、“ヒト”」。舞台は現代の大阪と鹿児島・与論島。笑って、泣いて、ちょっと毒づいて、動物たちに癒やされる令和のハートフルコメディーとして、主人公・藤代なぎさが「動物を診ることは人を診ることだ」と気付いていく姿を描く。

 なぎさは獣医学部を卒業し、大阪にある大学付属の動物医療センターに就職した「研修獣医師」。重い病気にかかった犬や交通事故に遭った猫などを高度医療で救う現場で奮闘する一方、動物の病状を伝えたり、高額な治療やリスクのある手術について説明したりするなど、飼い主と向き合う日々を送る。

 人と接することが少し苦手ななぎさは、動物を救うために獣医師を志したものの、その先にある飼い主の事情や思いに寄り添い、動物だけでなく人の思いにも触れていく。コミュニケーション能力の高い同期や個性豊かな仲間たちと切磋琢磨しながら成長し、2年後には与論島へ。人よりも牛が多い畜産の島でベテラン獣医師とバディを組み、牛の出産や深夜の急病対応など新たな環境に挑んでいく。

 脚本はテレビ朝日系『おっさんずラブ』、TBS系『ライオンの隠れ家』『私の家政夫ナギサさん』、NHK『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』『ミワさんなりすます』などを手がけた徳尾浩司氏が担当。2027年3月にクランクインを予定している。

 徳尾氏のコメントは下記の通り。

「本作は、現代の大阪と鹿児島・与論島を舞台に、新米の女性獣医師が動物たちの命と向き合い、挫折と克服を繰り返しながらヒトと動物の幸せを追求していく物語です。ヒロインに特定のモデルはいませんが、私がこの半年間、北海道、東京、大阪、鹿児島で多くの獣医師の方々にお会いし、取材させていただいた一つ一つの体験が物語の指針になっています。

 そしてタイトルの『なぎさの進化論』には、主人公のなぎさが自分のペースで進んだり立ち止まったりしながら、やがて自分らしい生き方を見つけていくという意味合いが込められています。ヒロインはこれからオーディションで選ばれます。犬や猫、牛などの動物が好きな方、充実した日々を仲間と走り抜けてみたい方、ふるってご応募ください。一緒に未知なる進化の旅に出かけましょう。どうぞよろしくお願いいたします。」

 制作統括の渡邊悟氏のコメントは下記の通り。

「私は3年前に愛犬をなくしました。その時にお世話になった獣医師の方々との思い出が、この企画のきっかけです。厳しい現実をむかえる私たちに、皆さんがかけてくださった言葉の数々が、残された家族の救いになりました。

 獣医師の仕事は、尊い。そしてその人生は、ものすごく大変な日々に違いない。いろいろと調べて話を聞いていくと、それはそれはもう、想像を超えるものでした。このドラマで描かれる、獣医師の仕事とそこでの出来事の数々は、きっと今皆さんが想像しているものを超えると思います。

 もちろん、仕事の話だけではありません。そんな獣医師の世界で奮闘するヒロインの人生を徳尾浩司さんが、コミカルに温かく、家族の物語として描き出します。

『進化』とは、必ずしも強くなることとは限りません。また、強い生き物が優れているというわけでもありません。物語の中で、なぎさは獣医師の仕事に愚直に向き合い、失敗続きの毎日を精いっぱい生きていきます。そんななぎさの姿を通して、なにかを頑張っている人も、なんだか頑張ることがつらい人も、それぞれ希望を感じられる、明るいドラマをお届けします。

 自分なりの輝きを見つけていく、なぎさの進化をぜひ見守っていただければと思います」

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