赤楚衛二、話題沸騰中のBLドラマで“30歳の童貞”役に「違和感なく、新しい刺激を得た」
映画「ふりふら」では、さわやかな男の子「ギャップを楽しんでいただけたら」
――実年齢(26歳)の年上の役は?
「『パニックコマーシャル』(19年、フジテレビ)は30代だったので、2回目です。年下になるには若返るっていうことで、日々いろんな刺激をもらったり、感じたりすることによって、心から若くなっていくんですけど、年を取るのはこれから起きることですが、地元で働いている友達とかと照らし合わせるのがいいかなと思っています」
――今年公開された映画「思い、思われ、ふり、ふられ」の和臣役が素敵でしたが、ファンの皆さんは役の振り幅にびっくりされるでしょうね。
「『ふりふら』はさわやかな16歳ぐらい男の子。今度は30歳の童貞ですからね(笑)。このギャップを楽しんでいただけたらなって思います。今回の安達もすごく魅力的にしたいなって思います」
――撮影で楽しみにしていることは?
「漫画読んでも台本を読んでもすごい面白くて、作品の良さ、シュールさ、愛、人との向き合い方をどう表現していくかがそれもまた楽しみで、黒沢を始め、柘植(浅香航大)、藤崎さん(佐藤玲)といった周りの言葉で少しずつ変化していくので、そこは丁寧に演じていきたいと思っています」
――最初は黒沢の思いに戸惑いつつも、だんだん好意を寄せていく展開でしょうか。キスシーンも?
「その辺はちょっとお楽しみにです(笑)。ただ、面白くはなっていくと思います。最初のうちは男同士のシュールさみたいなものはあったと思うんですけど、そこら辺は薄れて、人と人との恋愛という風に見えていくと思います」
――赤楚さん自身の恋愛観を教えて下さい。
「物事をはっきり言えて、人によって態度を変えない人が好きです。人によって、対応を変えてくる人は得意じゃないです。人としてちゃんと向き合ってくれる人は友達でも先輩でも女の子でも大好きです」
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コロナ禍での撮影