お笑いトリオの「ダチョウ倶楽部」が27日、都内で、ダチョウ抗体配合のリップクリーム「V BLOCK LIP MASK」のPRイベントにハロウィーンの仮装をして出席した。ダチョウは病気で死ぬことは、ほとんどないと言われるほど驚異的な免疫力と回復力を持っているとされるが、リップクリームに感染症予防が期待されるダチョウ抗体を配合するのは世界初という。

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　イベントでは、名前が縁でイベントに起用されたダチョウ倶楽部のリーダーの肥後克広がトリオの名前の由来を説明。「東京で売れている芸人さんは頭文字にTがある。たけしさん、タモリさん、所さん……。Tで何かつけようとした。倶楽部はおニャン子クラブが流行っていましたのでパクリました。トラクターズとかいろいろ考えているうちに、誰かが濁音があった方がいいと言い出し、ダチョウ倶楽部になりました。1年ぐらい気付かずにいましたら、頭文字がダチョウはDなんです。Dで売れているグループを探したら、いました。ドリフターズ。でも正式名称はザ・ドリフターズ。Tなんです」と会場の笑いを誘った。

　ダチョウ倶楽部はデビューして今年で35周年になる。コロナ禍の影響で熱湯風呂のギャグもできなくなった上島竜兵は「何もできないおやじになっちゃった」と自虐ネタを披露した。また、これからの夢には寺門ジモンも一緒に3人そろって「現状維持」ときっぱり。寺門は「ずっと同じことをするのが夢。同じギャグをあと10年、20年やれたらすごくないですか」と語った。肥後が「熱湯風呂とかを伝統芸能と言ってくれるなら80、90でもやりたい」。上島は「80歳で入ったらもう熱く感じない」と語った。

　会場ではフェースシールド越しに寺門と上島がキスをするギャグを披露。さらに、肥後も加わって3人でキスするなどしてイベントを盛り上げた。久々のお笑いを披露する仕事に肥後は「うれしくなりました。手応えを感じました」と明かした。

　また、イベントの終盤には、「ナインティナイン」の岡村隆史の結婚にも言及。寺門は「おれ、LINEしましたよ。そしたら、ありがとうございます～と」と返事のあったことを紹介した。既婚者の上島からは岡村に「尻に敷かれろ」とアドバイスも。肥後は「岡村君はまじめで優しい。末永く続いてほしい」と祝福した。また、もうすぐ還暦になる独身の寺門に、肥後は「ジモンさんも頑張ってください」と声をかけていた。