「私とファンのみなさんの誇り」 HKT48豊永阿紀がコント劇主演にかける熱い思い
福岡市を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」は、10月23日にお披露目から9周年を迎え、新拠点「西日本シティ銀行 HKT48劇場」も11月2日にこけら落とし公演の開催が決定した。新たなチャプターを一歩ずつ進むなか、13thシングル「3-2」の選抜メンバーであり、映画やコント劇でも主演を務めるなど、活躍の場を広げている4期生・豊永阿紀に、芝居への熱い思いやHKT48の未来について語ってもらった。
同じ4期生の堺萌香と新劇場に最初に足を踏み入れ…「あの高揚感は忘れられません」
福岡市を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」は、10月23日にお披露目から9周年を迎え、新拠点「西日本シティ銀行 HKT48劇場」も11月2日にこけら落とし公演の開催が決定した。新たなチャプターを一歩ずつ進むなか、13thシングル「3-2」の選抜メンバーであり、映画やコント劇でも主演を務めるなど、活躍の場を広げている4期生・豊永阿紀に、芝居への熱い思いやHKT48の未来について語ってもらった。
――HKT48は新劇場が間もなくオープンし、旧劇場(2011年11月~16年3月)以来となる専用劇場が復活します。
「4期生の私は、旧劇場を経験していない最初の代で、初めてステージに立ったのはお借りしていた西鉄ホールでした。福岡ではソフトバンクホークスの熱量がすごいからこそ、そのドーム(PayPayドーム)横に劇場を持つというのは本当に大きなことだと思います。実は、私は初めて新劇場に入ったメンバーなんです。何グループかに分かれて見学に行かせていただいたんですけど、偶然先頭を歩いていて、さすがに1人ではその重責は追いきれないとなって(笑)、同期の堺萌香ちゃんと2人で『せーの!』で足を踏み入れました。あの時の高揚感は忘れられません。改めて、あの場所にあってこそのHKT48劇場ですし、専用劇場になることでもっと可能性が広がると思います」
――新型コロナウイルス禍で、AKB48グループの活動スタイルも大きく変化しました。改めてアイドルの在り方について考えたり、意識して取り組んだことはありますか?
「外出自粛期間中に『これからどうなってしまうんだろう』と考えていた、という話はメンバーからよく聞いていました。ただ、私はこの状況下だからこそ、ポジティブな面に目を向けようと。その一つが(レッスン場からの配信限定LIVE)『THE LIVE』です。ライブは見に来ていただく方がいてこそというのが大前提ですけど、会場まで見に来れない方も楽しめるというのがオンラインコンテンツの良さだと思います。ずっとボイストレーニングをさせていただいたり、スキルアップに集中できたという意味では、HKT48の今後の可能性を広げていくうえで、とても大事な期間だったと感じています。1人1人の声をファンの皆さんにお届けできて、新たな魅力を発見してもらえたのはグループにとって良かっです」