「豆柴の大群」ワンマンライブにクロちゃんゲスト出演 サプライズ発表、感極まる場面も
シングル「AAA(トリプルエー)」をリリースしてメジャーデビューを果たした5人組アイドルグループ「豆柴の大群」が24日、自身初となる有観客ワンマンライブ「豆柴の大群のりりスタート」を昭和女子大学人見記念講堂で開催した。TBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の企画「MONSTER IDOL」で誕生した異色アイドルがまた一歩、前進した。
メジャー1stアルバム&結成1周年記念1st写真集のリリース決定
シングル「AAA(トリプルエー)」をリリースしてメジャーデビューを果たした5人組アイドルグループ「豆柴の大群」が24日、自身初となる有観客ワンマンライブ「豆柴の大群のりりスタート」を昭和女子大学人見記念講堂で開催した。TBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の企画「MONSTER IDOL」で誕生した異色アイドルがまた一歩、前進した。
当初、5月に開催を予定していた初ワンマンライブは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で7月に振り替えを発表したものの、その後中止に。今回が2019年12月に結成して以来10か月をへて、ついに実施に至った初の単独公演となった。
政府によるイベント開催制限の段階的緩和措置のガイドラインに基づき、ソーシャルディスタンスを確保したうえで、収容人数50%で2部制での開催。第1部は、アドバイザーを務めるクロちゃん(安田大サーカス)による作詞で話題となり、YouTubeで1300万回再生を突破しているおなじみの「りスタート」からスタートした。第2部は「豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-」から勢い全開で盛り上げ、LEDモニターやレーザー、CO2をふんだんに駆使したド派手な演出を盛り込み、7日にリリースしたばかりのメジャーデビューシングルから「サマバリ」「恋のかけ算 ABCDEFG」「今」や、1stアルバム「スタート」収録曲全曲を含めた、自身の持ち曲全てとなる16曲を披露した。
最初のMCでは、ミユキエンジェルが、長くライブができない期間をへて、初めて自身のワンマンへ足を運んでくれた豆粒(豆柴の大群のファンの総称)に対し、「ようやく会うことができました。特別な一日にしましょう!」と感情たっぷりにシャウト。ライブ中盤に披露されたコントでは、クロちゃんや所属事務所WACKの先輩であるBiSHのアイナ・ジ・エンドとハシヤスメ・アツコがゲスト出演を果たした。VTRによるイントロダクションとそれに呼応し、ステージ上で繰り広げられたコントで観客から爆笑をさらった。
ラストのオチではクロちゃんから豆柴の大群メンバーへの思いをつづった手紙の朗読が会場内に流れ、その中で、メジャー1stアルバムが2021年1月20日、結成1周年記念1st写真集が12月19日に発売されることがサプライズ発表された。この手紙の内容はメンバーには知らされておらず、一斉に喜びを爆発させていた。
さらにその後のMCの中で、クロちゃんからメジャー1stアルバムのタイトルが「まめジャー!」に決定したことが告げられると、メンバーからさらに歓声が上がった。
アンコール後のMCではメンバーからライブの感想が語られたが、延期、中止をへてようやく開催できたワンマンに対する思いと集まってくれたオーディエンスへの感謝を述べるうちに感極まり、涙ぐむメンバーが続出した。最後は「大丈夫サンライズ」で締め、大きな拍手とともに幕を閉じた。
グループ結成以来、オリコン1位獲得、メジャーデビュー発表、史上最速東京ドーム……と多くの話題を提供し続け、11月から初の全国ツアーを控える豆柴の大群。今後の動向に注目だ。