梅沢富美男、60歳で兄の借金10億円を肩代わり 10年で返済も「ひとつ悔やんでることがある」

俳優の梅沢富美男(75)が13日、MBS毎日放送『おしゃべり小料理ゆみこ』(土曜午後4時)に出演。60歳で多額の借金を抱えたことと、それにまつわる兄とのエピソードを語った。

梅沢富美男【写真:ENCOUNT編集部】
梅沢富美男【写真:ENCOUNT編集部】

兄からの「お前は女形をやれ」の一言で激変

 俳優の梅沢富美男(75)が13日、MBS毎日放送『おしゃべり小料理ゆみこ』(土曜午後4時)に出演。60歳で多額の借金を抱えたことと、それにまつわる兄とのエピソードを語った。


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 梅沢は1950年、8人兄弟の五男として大衆演劇「梅沢劇団」の家に生まれた。初舞台は1歳7か月。小学校進学を機に、旅回りの両親とは離れ、福島県で暮らした。

 当時について、梅沢は「自分は役者の子だって、ずっと思ってたのに、いきなり学生さんになるわけですから」と回想。「それに、ちょうどまた運が悪いことに、映画とかテレビとかっていうのが派手になりまして、実演を見るっていう習慣がなくなってきちゃった。小学校2年生の頃から貧乏が始まりましてね。給食費も払えない。学級費も払えない。それからノートもない。鉛筆もない。クレヨンもない。なにもないんですよ」と苦笑すると、「それで、(役者の)兄貴が迎えにきてくれて。『俺が面倒みるから』って(一座の本拠地がある)群馬の方に行った(転校した)んです」と懐かしんだ。

 その11歳年上の兄・武生さんが座長を務める劇団で、後に梅沢は「下町の玉三郎」と呼ばれる人気役者へと成長。武生さんの「お前は女形をやれ」とのひと言で人生が一変したものの、60歳で多額の借金を抱えることになる。

 これについて、MCの有働由美子が切り込むと、梅沢は「10億円ありました」と発言。「兄貴がそばにいたやつにだまされて……」と経緯を告げ、「お願いした弁護士さんが『お兄さんを破産宣告させましょう』って。『破産宣告させたからって、刑務所に行くわけでもないし。本人が外国(渡航)と、カードがもらえないだけですから。そうしましょう』って言った時に、僕を福島から連れてきてくれて、今の梅沢富美男にしてくれたわけですから。そんな人に、こんな思いをさせるのは嫌だと思って、『いや、僕がその代わりに借金払いますから』って」と振り返った。

 梅沢は「10年かかりましたけど、返しました」と笑顔。「まぁありがたいことに、ちょうどその時に“第2の梅沢富美男ブーム”っていうのがありましたんでね。もうCMも山ほどやらせていただいたり」と感謝した。

 一方で、「でも、ひとつ悔やんでることがあるんですよ」とも告白。「兄貴に『終わったよ。借金、一文もないからね。きれいに終わりましたよ』って言ったらね、兄貴が『ありがとう』って言ったあと、3か月後に亡くなりましたね」と明かすと、「ホッとしたんじゃないですか。だから兄貴が亡くなった時に、唯一心に残ったのが、『あの時、言わなきゃよかったな』って思いました」と述べた。

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