企業経営者100人が選ぶ1位は?「社会人になってから影響を受けた書籍」ランキング発表

人材育成サービスを提供する株式会社ラーニングエージェンシーが、企業の経営者100人を対象に意識調査を実施。「社会人になってから影響を受けた書籍」著者別・書籍別ランキングのトップ6を発表した。

「社会人になってから影響を受けた書籍」ランキング発表(写真はイメージ)【写真:写真AC】
「社会人になってから影響を受けた書籍」ランキング発表(写真はイメージ)【写真:写真AC】

企業の経営者100人を対象に意識調査

 人材育成サービスを提供する株式会社ラーニングエージェンシーが、企業の経営者100人を対象に意識調査を実施。「社会人になってから影響を受けた書籍」著者別・書籍別ランキングのトップ6を発表した。

 9月23日から10月12日までの期間、企業の経営者100人を対象に調査。「社会人になってから影響を受けた書籍」の著者別ランキングでは稲盛和夫氏が1位となった。また6位には、稲盛氏と同じく日本を代表する経営者の1人である松下幸之助氏がランクイン。両氏には「複数の著書が選ばれている」という共通点があり、同じ経営者として両氏を手本としている様子がうかがえる。

 一方、書籍別ランキングでは「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)が1位に輝いた。短期的な成果を得るためのハウツー本ではなく、持続的な成功や人生を充実させるための原理原則について触れられている書籍が選ばれている。

 今回の調査では、経営者が書籍から影響を受ける二つの理由についても推察。成功のための原理原則や戦略・組織作りが論じられている書籍から「外部の識者・学者・コンサルタントの視点を参考にしている」という点に加え、稲盛氏や松下氏といった「ロールモデルとなる経営者の考えや生き方に賛同し、教わり、気付きを得ている」という側面が指摘されている。

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