歌舞伎『もののけ姫』、尾田栄一郎氏の誘いが後押しに ジブリ鈴木氏が明かしたゴーサインの裏側
スーパー歌舞伎『もののけ姫』製作発表会見が5日、都内で行われ、歌舞伎俳優の市川團子、中村壱太郎、市川中車、スタジオジブリの鈴木敏夫氏らが登壇した。

スーパー歌舞伎『もののけ姫』製作発表会見
スーパー歌舞伎『もののけ姫』製作発表会見が5日、都内で行われ、歌舞伎俳優の市川團子、中村壱太郎、市川中車、スタジオジブリの鈴木敏夫氏らが登壇した。
『もののけ姫』は1997年に公開された、原作・脚本・監督を宮﨑駿氏が手がけた不朽の名作。人間と自然の壮絶な衝突と共生への願いを描いている。スーパー歌舞伎は、現代人の人にも魅力を歌舞伎界の伝えたいとして二代目市川猿翁さんが立ち上げ、1986年に『ヤマトタケル』を上演。今回のスーパー歌舞伎は、2023年に猿翁さんが亡くなってから初めての新作上演となる。
『もののけ姫』の歌舞伎化について、経緯を問われた松竹の山根成之取締役副社長は「『風の谷のナウシカ』で初めてジブリさんとご一緒した。またやりましょうと話していて、1番歌舞伎化のイメージがしやすかったのは『もののけ姫』だった。相談続けた結果、ご了解いただけた。『ナウシカ』は従来の歌舞伎の演出でしたが、『もののけ姫』はスーパー歌舞伎の演出がいいのではと、スーパー歌舞伎でやりませんかとご提案した」と明かした。
鈴木氏は歌舞伎化の経緯を「すみません、ほとんど覚えていない(笑)。ほとんど僕はだまされたという気持ちがしている」と冗談っぽく話しながらも、「『ナウシカ』の成功が大きかったんですよね。(『ナウシカ』から)そんなに時間たっていない頃、首を縦に振るか迷っている内に、山根さんが『OKですね』と言ってきて、そうなった」と説明。
また、スーパー歌舞伎での上演にゴーサインを出したきっかけは、「友人」である『ONEPIECE』の作者・尾田栄一郎氏に誘われ、同作が歌舞伎化された作品を鑑賞したこと。「誘われてね、『ONEPIECE』の初日を見た。これが面白かったんですよね。それで『ONEPIECE』の演出をやった方が、『もののけ姫』をやるって聞いた。聞いた瞬間に何の文句もない。そんな経緯だった」と振り返った。
会見には演出を担当する横内謙介氏も参加。同舞台は7月3日から8月23日まで新橋演舞場で上演される。
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