小栗旬「旬と呼んでくれ」、星野源「この人好きだな」 相思相愛、互いの雰囲気を絶賛

映画では初共演という俳優の小栗旬と星野源が22日、都内で行われた主演映画「罪の声」(30日公開、土井裕泰監督)の公開直前イベントに出席した。未解決事件の真相と謎の犯人グループを追う主人公の新聞記者の阿久津英士(小栗)と、幼少時の自分の声が事件に使われていたことを知ってしまう、もう1人の主人公の曽根俊也(星野)が、真実に向かって力強く進む姿を描く。

「罪の声」公開直前イベントに出席した(左から)土井裕泰監督、小栗旬、星野源【写真:ENCOUNT編集部】
「罪の声」公開直前イベントに出席した(左から)土井裕泰監督、小栗旬、星野源【写真:ENCOUNT編集部】

映画では初共演という小栗と星野が「罪の声」公開直前イベントに出席

 映画では初共演という俳優の小栗旬と星野源が22日、都内で行われた主演映画「罪の声」(30日公開、土井裕泰監督)の公開直前イベントに出席した。未解決事件の真相と謎の犯人グループを追う主人公の新聞記者の阿久津英士(小栗)と、幼少時の自分の声が事件に使われていたことを知ってしまう、もう1人の主人公の曽根俊也(星野)が、真実に向かって力強く進む姿を描く。

 イベントでは、タイトルにちなみ、声の専門家が2人の声を徹底分析し、最高の声の出し方を指導。2人が最高の声で同作をPRするというコーナーも設けられた。分析は声の周波数を音階に分類して分析する声診断という手法が使用され、その人がどんな思いを秘め、どんな考え方を持つかという内面、思考をひも解き、その声が周囲にどんな影響を与えるかも分かるという。

 登壇した小栗はまず、「お客さまの前で舞台あいさつできるのをうれしく思っています」。さらに「幸せだなと思います」とあいさつ。星野も「久しぶりにお客さまの前でごあいさつできるのは本当にうれしいです」。また、「温度を感じます。皆さんが楽しみにしてくださっているのが伝わる。人前は楽しい」とコロナ禍で、なかなか観客の前であいさつできなかったことを思いながら語った。

 また、2人は互いの印象も紹介。小栗は「優しく物腰柔らかい方という感じはずっと変わらず。最近は、自分がオファーして、旬と呼んでくれと。最近は普通に旬と呼ぶようになった」と紹介した。星野は「現場で落ち着いていて、そっと現場にいるタイプ。話す時もぼそぼそ話している感じが楽しい。現場のいかたにシンパシーを感じて、この人好きだなと思いました」と笑顔を見せた。

 イベントは、続いてタイトルにちなみ、罪をテーマにしたトークも。小栗は「星野源ボイスは罪の声ですよね。源ボイス。気持ちを穏やかにさせる」と絶賛。星野は「旬もハスキーボイス。隣で話すと、胃のあたりが震える。おなかのあたりに響くいい声。あえて言うならそこが罪なところ」と互いに褒め合っていた。さらに小栗は自分の声について「いい声をしているなと思う」と自画自賛。星野も「自分の低めの声が好きじゃなかったけど、音楽やお芝居をやっている中で、褒めてもらうようになってから好きになりました」と語った。

 イベントの終盤には専門家による2人の声診断の結果も紹介された。小栗の声は、運気も良く、思ったことが実現しやすい状態。鋭い洞察力、観察力、全体を俯瞰で見ることができる。監督やプロデューサー、経営者、作品をクリエートする側にも向いているとされた。小栗は「いいですね」と喜んでいた。星野の声は、冷静な面と情熱的な面をバランス良く兼ね備えている万能タイプとの診断結果。星野は「そうなんですねという感じ」とし、「自分は勘で生きている感じがあるので」と、予想外だったとした。

 最後は、専門家のアドバイスを得て、最高の声で作品をPRしていた。

次のページへ (2/2) 【写真】ともにモノトーンのコーデでバッチリ決める…“相思相愛”な小栗旬と星野源が2人並んで同じようなポーズ
1 2
あなたの“気になる”を教えてください