「鮭の専門家」による解説がツイッター発で話題! “中の人”に聞いたおいしい食べ方

食卓で親しまれる「鮭」。そのまま焼いても良し、刺身で食べてもおいしく、ホイル焼きや鍋料理など、さまざまな料理で主役になる食材だ。年間を通して、スーパーや回転すしの“スタメン”的存在である鮭だが、種類が豊富で素人目には違いが分からない……。「お買い物の際にお役立てください」と、鮭の種類を分かりやすく画像付きでツイートしていたスモークサーモンのブランド「王子サーモン」(@Oji_Salmon)の“お助け”ツイートが話題となっていたことから、“中の人”に話を聞いた。

水揚げされた鮭。おいしそう…【写真:「王子サーモン」ツイッター(@Oji_Salmon)より】
水揚げされた鮭。おいしそう…【写真:「王子サーモン」ツイッター(@Oji_Salmon)より】

鮭の専門家による「お買い物役立て」情報が大反響

 食卓で親しまれる「鮭」。そのまま焼いても良し、刺身で食べてもおいしく、ホイル焼きや鍋料理など、さまざまな料理で主役になる食材だ。年間を通して、スーパーや回転すしの“スタメン”的存在である鮭だが、種類が豊富で素人目には違いが分からない……。「お買い物の際にお役立てください」と、鮭の種類を分かりやすく画像付きでツイートしていたスモークサーモンのブランド「王子サーモン」(@Oji_Salmon)の“お助け”ツイートが話題となっていたことから、“中の人”に話を聞いた。

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 鮭フレークならぬ、“鮭フリーク”から寄せられた「鮭の違いが分からないから教えてほしい」という声をもとに投稿された当ツイート。「鮭専門の会社として、専門用語を避けて分かりやすくまとめた一覧をお客様に情報提供しよう」と思いで投稿したところ、「意外と紅鮭って養殖じゃないんですね!紅鮭尊い…」「食べても判別ができなかったので大変分かりやすかった」「めっちゃ勉強になりました」と続々と反響が寄せられ、7万以上ものいいねが集まった。

 日本に流通している6種類の鮭の名称や主要産地、天然と養殖の比率がなど記され、身の断面・全体画像が添えられた。身の色はどれもオレンジだが、種類によって色の濃さが異なり、「キングサーモン」は色の濃い種と淡い種があるという。分かりやすく解説されたそれぞれの特徴の中で、「白鮭」にだけ「白鮭は時鮭、秋鮭とも呼ばれる」との注意書きがあり、気になった。

「秋鮭は産卵期の秋(9~11月)に漁獲される白鮭のことです。時鮭はトキシラズと読みますが、呼び名の通り、通常の秋ではなく夏頃に漁獲される白鮭です」

“中の人”の好みを聞いてみた

 好みが分かれるが、サーモン専門家はどのようにして鮭を調理するのか。「キングサーモン、アトランティックサーモン、サーモントラウトは生食や洋風料理(パスタなど)に合います。白鮭、紅鮭、銀鮭は切り身や和風料理にあいます」と回答があり、想像すると食欲がそそられる。

 さらに、「トラウトサーモンやアトランティックサーモンなど養殖系は、お寿司やお刺身によく利用されていると思います。白鮭の中でもメスはさっぱりした味なので、漬け魚やフライにして召し上がると美味しいと思います。紅鮭はほどよい脂と味わいで焼き鮭として人気です」と、目からウロコな情報も。

 また、“中の人”が一番好きな鮭について聞くと、「お肉で、カルビ、ロース、ハラミなど好みが分かれるように、鮭も好みがありますが、私個人としてはカナダ産紅鮭が最も好きです。カナダでは4年に1度、紅鮭の大産卵が行われます。その中でも特に、アダムス川に遡上する紅鮭は脂のりが良いので、現地ではお祭り騒ぎになるようです」と、あふれる“鮭愛”を語ってくれた。

次のページへ (2/2) 【画像】「鮭の種類」を分かりやすく解説!
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