銀行員が職場を晒した映像拡散、銀行側が謝罪「悪意の意図はなかった」と本人説明 問われる職業倫理
銀行員が職場の様子をSNS上に投稿したとみられる動画が拡散、波紋が広がっている。動画の拡散元とされる西日本シティ銀行(福岡)は30日、同行の銀行員であることを認め、「心から深くお詫び申し上げます」と謝罪した。銀行では、顧客の個人情報や業務に関するデータの取り扱いには高い職業倫理が求められており、セキュリティー上のリスクも多く、個人情報漏洩の事案に対して批判が相次ぐ事態となっている。

問題の動画はSNSアプリ「BeReal.(ビーリアル)」に投稿
銀行員が職場の様子をSNS上に投稿したとみられる動画が拡散、波紋が広がっている。動画の拡散元とされる西日本シティ銀行(福岡)は30日、同行の銀行員であることを認め、「心から深くお詫び申し上げます」と謝罪した。銀行では、顧客の個人情報や業務に関するデータの取り扱いには高い職業倫理が求められており、セキュリティー上のリスクも多く、個人情報漏洩の事案に対して批判が相次ぐ事態となっている。
問題の映像は、複数投稿されており、そのうち1つはデスクの並んだ職場で、ホワイトボードに「下期業務目標」「法人営業項目」「個人営業項目」などの文字や実績の数字が並んだ様子が収められている。この他、内部資料とみられるペーパーを映したり、業務パソコンを開いている同僚女性や内部資料をまとめる同僚男性を映したとみられる映像も拡散している。
同行によると、SNSアプリ「BeReal.(ビーリアル)」に投稿されたもので、下関支店の執務室内を撮影したものだという。「7名のお客さまの個人情報(氏名のみ)が記載されたホワイトボードが映っておりました」と説明。就業規則などにおいて、執務室内の写真撮影は禁止されているといい、同行担当者は「指導が不十分でこのようなことが発生してしまったと考えている」と言及した。
ネット上では「金融機関でこれは流石にヤバくない?」「銀行の質だいぶ落ちたなぁ」「バイトテロと一緒だな」など、驚きが広がっている。
同行は本人への聞き取りなど詳細な確認を進めているといい、投稿意図については「本人は悪意の意図はなかったと話している」と明かした。銀行員の処分について今後検討していくとしている。
西日本シティ銀行が30日に発表した謝罪文は以下の通り。
【お詫びとお知らせ】
この度、当行職員がインターネット上に投稿した営業店執務室内を撮影した動画や画像が、拡散された事案が判明いたしました。
お客さまをはじめ、多くの皆さまに多大なご迷惑や心配をおかけすることになり、心から深くお詫び申し上げます。
現時点で、執務室内の動画や画像には、7名のお客さまの個人情報(氏名のみ)が記載されたホワイトボードが映っておりました。
対象の方には、個別にお詫びとご説明を申し上げます。
社会的・公共的に大きな役割を担い、信用を旨とする金融機関として、かかる事態を招いたことについて、役職員一同深く反省いたします。
当行は、本件を厳粛に受け止め、二度とこのような事態を起こさないよう、全行あげてコンプライアンス遵守や情報管理を徹底し、再発防止に努めてまいります。
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