結成からの6年間は「奇跡」 Peel the Apple、新体制初ワンマンへの覚悟「絶対にZeppを埋める!」

アイドルグループ・Peel the Apple(通称ぴるあぽ)は、結成当初からグループを支えてきた浅原凜、佐野心音、山崎玲奈の初期メンバー3人に、今年2月に天宮けい、岩下美友、岸上いお、髙月りなの新メンバー4人が加わり、7人で新たなスタートを切った。7月20日にZepp Shinjukuで開催するワンマンライブに向けて、メンバー同士で切磋琢磨する日々。後編では、リーダーの浅原、新メンバーの天宮&岸上の3人の、グループへの思いや今後の目標について紐解く。

Peel the Appleの岸上いお(左)、天宮けい(中央)、浅原凜(右)【写真:増田美咲】
Peel the Appleの岸上いお(左)、天宮けい(中央)、浅原凜(右)【写真:増田美咲】

【後編】リーダー浅原凜×新メンバー岸上いお・天宮けい対談

 アイドルグループ・Peel the Apple(通称ぴるあぽ)は、結成当初からグループを支えてきた浅原凜、佐野心音、山崎玲奈の初期メンバー3人に、今年2月に天宮けい、岩下美友、岸上いお、髙月りなの新メンバー4人が加わり、7人で新たなスタートを切った。7月20日にZepp Shinjukuで開催するワンマンライブに向けて、メンバー同士で切磋琢磨する日々。後編では、リーダーの浅原、新メンバーの天宮&岸上の3人の、グループへの思いや今後の目標について紐解く。(取材・文=小田智史)

――新体制では、かっこいい&激しいダンスが特徴の『マイノンフィクション』、キラキラ王道青春ソングの『初恋シグナル』の2曲をデジタルリリースしています。

浅原凜(以下、浅原凜)「『マイノンフィクション』は、過去一ダンスが激しいです。でも、私は踊るのが好きなので、こんなに踊るかっこいい楽曲をいただけた時にすごくうれしくなりました。これまでのぴるあぽで言うと、(デビュー曲の)『リンゴの皮をむくな!?Don’t Peel the Apple?』がダンスも激しいし、かっこいい系の曲調でしたけど、『マイノンフィクション』はもうかっこいいに全振り。せりふもありますし、魅せどころがいっぱいです。この曲がライブであると、ガラッと雰囲気が変わっていろんなぴるあぽを見せることができる。『こんな一面も出せるんだ』と知っていただくきっかけになると思うので、うれしいです」

岸上いお(以下、岸上)「『マイノンフィクション』の2サビ終わりにあるダンスパートもすごく好きです」

浅原「分かる!!」

岸上「秒数で言ったら短いんですけど、音ハメになっていてすてきです」

浅原「やっていてもすごく気持ちいいし、それを見た時に『今日もいい感じ!!』ってなる!」

岸上「『揃ってる!!』と手応えを感じられるパートです」

天宮けい(以下、天宮)「私は、そのダンスパートが終わった後のDメロが好きです。Aメロ、サビ、Bメロ、サビとはまた違うメロディーになるので、そこをバシっと決めることができたらすごくかっこよくなる。少し静かになって1人で歌うんですけど、このダンスがあっての歌だから、歌えると本当に気持ちいいです。『マイノンフィクション』は自分の声的にも合っていてやりやすいです」

――4月9にデジタルリリースし、同日の定期公演で初披露した新体制2曲目の新曲『初恋シグナル』はどうでしょうか。

浅原「17歳の現役高校生(天宮)がいるので、それを出せるような楽曲だと思います。サブスクのジャケ写も学校×桜で、もう“ザ・学生”。『君はヒーロー』を作ってくださった近藤圭一さんが今回も担当してくださっていて、Dメロがあってラスサビで転調する構成が個人的にすごく好きです。ぴるあぽは王道キラキラソングが多い中で、今までにはなかった王道系です」

天宮「歌い出しが低音からスタートして、歩きながら歌います。声がブレないようにしっかり歌えたら『おっ!!』と思っていただけると思うので、そこを克服できるように今頑張っています。キラキラソングなので、ライブの最後に『初恋シグナル』があった時は、イントロが流れたら『楽しい!!』となって疲れが吹き飛びます。ダンスも振りがかわいいので、皆さんにも『いい曲だな』ときっと思っていただけると思います」

岸上「『初恋シグナル』は、『マイノンフィクション』と比べて全然系統も違います。サビのダンスが手元で踊れる振りで、今メンバーで精力的にTikTokに動画を上げています。コールも入れやすいので、ファンの皆さんからも『新曲、すごく好きだったよ』と言っていただけることが多くて、それもうれしいです」

新メンバーは加入後初のワンマンライブに期待を膨らませる【写真:増田美咲】
新メンバーは加入後初のワンマンライブに期待を膨らませる【写真:増田美咲】

新体制初ワンマンは「Zepp Shinjukuを埋めたい」

――ちなみに、新メンバーのお2人が好きなぴるあぽの楽曲を教えてください。

天宮「『VIVA夏サンシャイン』が一番好きです。『はぴらきえくすちぇんじ』も盛り上がり曲ですけど、『VIVA夏』は最初に聴いた時にコールの盛り上がりに惹かれました。ダンスも振りコピしやすくて、私もよく親戚とかにダンスを見せています(笑)。曲調も好きなので、私が考えるセトリでは絶対に入れています!」

浅原「確かに。こないだもセトリに入ってた(笑)」

岸上「私は『終世、あなたを想います』が好きです。歌もダンスも魅せる系というか、一番感情が伝わってくる気がします。加入する前に通常の対バンと昨年末のスペシャルライブを観に行って、KT Zepp Yokohamaでのパフォーマンスがすごすぎて、感動して泣いてしまいました。ライブ映像がYouTubeで公開されているんですけど、『早く自分もやりたい!!』とうずうずしています」

浅原「まだ準備中でございます(笑)。待っていてください」

――ぴるあぽは、7月20日にZepp Shinjukuでワンマンライブ『Peel the Apple 6th Anniversary Live~まだ夢の途中~』を開催します。結成6周年記念、そして新体制初のワンマンになります。

浅原「新メンバーが入ってすぐにワンマンライブ発表は今まであまりなかったので、早い段階からみんなで同じ目標を持てたのがすごくうれしかったです。でも、まだ新体制になって2か月しか経っていないし、大きな会場を埋めるのは簡単ではないとも思っています。まずぴるあぽを知ってもらって、『好き』『ライブに行きたい』と興味を持っていただかないといけない。そのためにはどうしたらいいかと、メンバーでいろいろ話し合っています。正直、焦る気持ちはあります。ただ、『このメンバーと頑張りたい』という思いで決めた(新メンバーの)4人と、初期から一緒に頑張ってきた3人、ぴるあぽとして7人で力を合わせて、みんなで同じ目標を常に持って、Zepp Shinjukuを埋めたいと思います」

天宮「私はずっとアイドルのライブに行ったことがなくて、初めて行ったのが昨年末のZepp Yokohamaの春海りおさんと広島世那さんの卒業ライブでした。こんなに人がたくさんいて、みんながペンライトを振って、コールもすごく大きくて、あのステージに自分が立つとなったらどんな景色が見られるんだろう、どれだけ楽しいんだろうと思いました。次は自分がZeppのステージに立つ側。加入してから対バンでZepp(Shinjuku)に2回立たせていただいて、ここを満員にできたら、絶対楽しいし、自分色のペンライトがたくさんあって、ファンの皆さんのコールを聞けたら、きっと“一番楽しいライブ”を更新できると思いました。日々のライブを通して、『どうやったらもっとたくさんの人に来てもらえるだろう、ぴるあぽを好きになってもらえるだろう』という思いがどんどん大きくなってきて、焦りもありますけど、『絶対にZeppを埋める!』という気持ちで頑張っています」

――岸上さんは4月13日、「ぴるあぽに入ってまだ2か月ほどですが、最近は披露できる曲数も増えてきてその分グループに対しての思い入れやみんなとの思い出も増えてきて、それがすごく嬉しくて好きだなって思っています」とXにつづるとともに、Zeppワンマンに向けた熱い思いを発信しました。

岸上「Zeppはアイドルをする前に何度もライブを観に行った会場。実際に自分があのステージに立ってみて、ちゃんと後ろまで観客の皆さんの顔が見えるんだということにまず驚きました。対バンの時は他のアイドルさんのファンの方がいましたけど、ワンマンとなるとぴるあぽのことを好きな人だけで埋めるということになります。難しいなとすごく思い悩んで、あのポストをしました。少しでも自分の気持ちが皆さんに伝わって、会場に来てくださったらうれしいなと思っています」

浅原「これまでいろんな会場でワンマンをさせていただいてきましたけど、また全然違う気持ちです。この7人では初めてのワンマンだし、新メンバーの4人にとってはぴるあぽでの初めてのワンマン。やっぱりいい景色を見てもらいたいなと思うし、私たちもここがゴールではなく通過点にして、もっともっと上を目指していきたいと思っています」

――浅原さんは3月の定期公演のMCでも、Zeppワンマンへの熱い思いを伝えているのが印象的でした。

「『〇〇に立ちたい、埋めたい』というのは、長くやっていると正直言いづらくなってきます。でも、ぴるあぽで頑張りたいから私はまだぴるあぽにいるし、口に出さないとファンの方にも伝わらない。心の内は発信していった方がいいと思っているので、メンバーにも自分の考えを常に伝えていきたいです」

浅原は「ぴるあぽで頑張りたくてまだぴるあぽにいる」と語る【写真:増田美咲】
浅原は「ぴるあぽで頑張りたくてまだぴるあぽにいる」と語る【写真:増田美咲】

凱旋ツアー、武道館公演…膨らむ未来への夢

――7人となった新体制のぴるあぽでの今後の目標を教えてください。

岸上「現段階で決まっている目標としてZepp Shinjukuがあるので、Zeppを埋めて、ぴるあぽ史上最大規模の会場でのライブにも挑戦していきたいです。あと、福井県出身なので、凱旋ツアーをしてみたいです!」

天宮「まずZepp Shinjukuを埋めて、逆にZeppに来たかったけど来れなかったという人を出して、会場の外から音漏れを聴くぐらいの状況を作りたいと思っています。もしそれをかなえられたとしたら、もっと大きいステージにも立てる。私は(日本)武道館に立つという夢があります。まだ武道館の中も見たことがないんですけど、Zeppのステージから見る景色と武道館のステージから見る景色はまた違うので、どういう気持ちになるのか感じてみたいです。ぴるあぽのこの7人で、死ぬ物狂いで頑張ります!」

浅原「私は、Kanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)でワンマンライブがしたいとずっと口にしてきました。(山崎)玲奈とニジマス(26時のマスカレイド)さんのライブで初めて観に行かせていただいて、そこからずっと2人で言っています。4階でも結構(ステージと客席の距離が)近いと感じました。対バンでステージに立たせていただいた時の景色もすごくきれいで、好きな会場なので、そこでぴるあぽのファンの方だけを集めてライブをしたいという夢があります。あとはやっぱり武道館にいつか立ちたいです」

――最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。

浅原「見つけてくださった時期はそれぞれ違うと思うんですけど、皆さんが応援してくださるおかげでぴるあぽは続いてるんだと改めて思います。6年間も続けられていることは本当に奇跡なのかもしれないなって。けいちゃんやいおちゃんのように入りたいと言って加入してくれるメンバーがいることもすごくありがたいし、私はぴるあぽで頑張りたくてまだぴるあぽにいるので、これからも応援してくださったらうれしいです!」

□浅原凜(あさはら・りん)2002年7月28日、静岡県出身。グループ結成時からセンターを務め、2代目リーダーとして2年目に突入した王道アイドル。責任感が強く、メンバーのため、ファンのために率先して行動する。おっちょこちょいでうっかり者の一面があるのもまた魅力。身長160センチ。

□天宮けい(あまみや・けい)2008年12月21日、広島県出身。無限の可能性を秘めたアイドル1年生。グループ最年少で初のレッド担当、明るく物怖じしないキャラで新たな風を吹かす。語尾に「ちこ」とつける癖あり。母親が作るキャラ弁のクオリティーの高さも必見。身長156.7センチ。

□岸上いお(きしがみ・いお)2005年2月10日、福井県出身。圧倒的透明感と抜群のスタイルで魅了する“スマイルガール”。一見おっとりのポンコツキャラながら、実は元気っ子でおしゃべり好き。グループで狙うはあざといポジション。座右の銘は「やればできる」。身長163.5センチ。

次のページへ (2/2) 【写真】Peel the Apple浅原凜、岸上いお、天宮けいの新衣装アザーカット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください